ＪＯ１を生んだオーディション番組『ＰＲＯＤＵＣＥ １０１ ＪＡＰＡＮ』（以下、プデュ）のシーズン２で、国民投票から結成された１１人組ボーイズグループ・ＩＮＩ（アイエヌアイ）。１１月３日にシングル『Ａ』でデビューを果たし、オリコン週間シングルランキングの「デビュー（１ｓｔ）シングルの初週売上」記録では、歴代５位となる５０.８万枚で初登場１位に輝くなど、今もっとも注目を集めるグループだ。

今回、センターでリーダーを務める木村柾哉（きむら・まさや）と、オーディション中から「浪速のプリンス」と親しまれてきた大阪出身の尾崎匠海（おざき・たくみ）、後藤威尊（ごとう・たける）、佐野雄大（さの・ゆうだい）が来阪。多彩な楽曲が揃ったシングル、ファンミーティングへの意気込みなど話を訊いた。

取材・文／Ｌｍａｇａ.ｊｐ編集部

写真／木村華子

■「お仕事で大阪に来られるっていうのがうれしい」（尾崎）

──オーディションの初期から「浪速のプリンス」（通称・なにプリ）として一緒に切磋琢磨してきた３人は大阪凱旋ですね。全員揃って大阪に来られるってすごいことですよね。

尾崎「いや〜もうめちゃくちゃうれしいし、楽しいです！ すごいよな？ お仕事で大阪に帰って来られるっていうのが」

後藤「ほんまにうれしいです。安心感というかホームな感じがあって、東京のときより良い意味で気を遣わなくていいというか･･･落ち着いていろいろお仕事できてるなって思います。これからもどんどん来たいです！」

佐野「帰ってきて思ったことが、スタッフさんのふとした関西弁に落ち着くというか。感じひん？」

尾崎「確かにな！ 感じる感じる」

木村「（シュンとした顔で）感じひん･･･」

佐野「（笑）。（木村）柾哉くん関西弁めっちゃ馴染んでたで！」

──改めて、デビューそしてオリコン１位おめでとうございます。１１月３日のデビューから数日経ちましたが、今の心境はいかがですか？ デビュー当日の生配信を見ていたんですが、オリコン１位と発表されたときのみなさんの喜びようが想像以上で･･･。

尾崎「シングルが『Ａ』というタイトルなんですけど、そこには最上級のＡって意味も込められていて。誰かと比べるとかじゃないんですけど１位は目指していたので、こういう結果になって自分たちの自信にも繋がりました。少し不安はあったかもしれないですね」

佐野「いや、少しじゃないよな。メンバー何人かはスタッフさんに『１位いけますかね？！』って聞いてたり、大丈夫かなとか言ってました。なので、うれしかったです」

木村「そうだね。オリコン１位という良いスタートダッシュが切れたなと思っていて。メンバーが決まってからデビューまで約５カ月間、期間が空いてしまっていたんですけど、その間ずっと待ち続けてくれたＭＩＮＩ（ファンの愛称）のみなさんに『ようやくたくさん恩返しできる！』と思ってうれしいです」

──ここからがスタート、という感じですね。

佐野「ＭＩＮＩのみなさんには今回シングルを買っていただけただけじゃなく、Ｔｗｉｔｔｅｒのトレンドなどもたくさん入れていただいて。本当に自分たちだけでできることじゃなくて、応援してくれるたくさんの方々の支えがあることを実感することが多くて、本当に感謝しています」

後藤「１１月１３日、１４日にファンミーティングがあるんですけど、自分のボディメイクとかパフォーマンスで最高のものをお届けして、ＭＩＮＩ（ファンの愛称）のみなさんの期待以上のものを提供して楽しんで帰ってもらいたいので、今はファンミーティングのことで頭がいっぱいって感じですね」