秋の味覚とチーズの組み合わせを楽しめるブッフェが「インターコンチネンタルホテル大阪」（大阪市北区）で、１０月１日からスタートした。

同ホテル開業以来初となる、チーズをメインとしたブッフェは、マスカルポーネやカマンベールなど１３種類のチーズに、栗やイチジク、洋ナシなどの秋の食材を組み合わせたスイーツや軽食が約３５種類。さらに１人にひとつ、温かい「スイートチーズフォンデュ」がテーブルにサービスされるなど、チーズ好きにはたまらない内容となっている。

広報担当の女性２名による、「女性はチーズが好き！」という熱烈な思いを込めた企画が通ったことから実現した同企画。同ホテルのエグゼクティブペストリーシェフ近藤大介氏は、チーズの風味や味わいが重くならないように、レモンやライム、オレンジなどの柑橘類を多く使用するなど、軽く爽やかに楽しめるように工夫したそうだ。

初日に訪れてた会社の同僚だという２０代と３０代の女性２人組。ホテルのブッフェめぐりが趣味なのだが、最近はコロナ禍で行けず。緊急事態宣言が解除され、久々に出かけたのだという。

２０代の女性は「チーズというのが珍しいなと思って、ここを選びました。今回食べたなかでは、ブドウとチーズがこんなに合うなんて新発見でした！」。３０代の女性も「ベーカリーなどの軽食も種類が多いので、甘い物の箸休めにちょうどいいです」と話し、ふたりともお代わりしたメニューがいくつもあると空の皿を指した。

料金は、大人５５００円（９０分制・サービス料別）。ブッフェの席数には限りがあるため、電話やオンラインでの予約がオススメ。期間は１２月１２日までの金土日祝限定（１０月１９日時点で期間延長）。別途３００円プラスすれば、台湾発のチーズティーも楽しめる。

取材・文・写真／二木繁美