大阪・通天閣が黄色に点灯、酒類再開で「久しぶりに飲んだ」

2021.10.1 20:30

大阪モデルが約2カ月ぶりの黄色点灯となり、黄色にライトアップされた「通天閣」(10月1日・大阪市浪速区)

(写真3枚)

大阪府の緊急事態宣言が10月1日に解除され、大阪モデルの信号が約2カ月ぶりに警戒を意味する「黄色」に点灯。それに合わせて1日夜、「通天閣」と「太陽の塔」が黄色にライトアップされた。

コロナの感染状況としては、第5波と呼ばれる今回の波。9月1日に過去最多の3004人の新規陽性者を確認した以降は一気に減少傾向に入り、10月1日現在は241人と落ち着きを見せている。

この日、府が承認するゴールドステッカー認証店では酒類提供を再開するところも多く、休日前の金曜日ということもあって、大阪・ミナミの繁華街である道頓堀や新世界の各店舗では賑やかな笑い声が響いていた。

道頓堀にある行きつけの蕎麦屋を訪れたという女性は、「久しぶりにビールを飲んで、とてもおいしかったです。でも、一杯で酔ってしまいました。もう帰宅します!」と、ほろ酔い加減で笑顔を見せ夜7時前には帰路についていた。「通天閣」のライトアップは7日まで、日没から夜9時まで実施される。

取材・文・写真/岡田由佳子

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