奈良県は８月２５日、新型コロナウイルス陽性者を新たに１８８人確認したと発表。これで累計陽性者数は１万２１９２人となった。また死亡者は０人だった。

現在の治療中の陽性者は前日比プラス６人の１５６９人で、入院・入所待機中、および自宅療養者は７２５人。８月２４日時点で、自宅での待機期間が３日を超える自宅療養者は５３４人となっており、このうち１１５人は入院・入所を拒否しているという。

それについて、奈良県の荒井正吾知事は２５日の知事定例会見で、「家族全員で自宅療養したい、子どもだけで入院させたくない、世話が必要な家族・ペットがいるという方がいる」と説明。待機者にはパルスオキシメーターの貸し出しや、看護婦が電話対応する相談窓口でサポートしているという。