兵庫県は７月２７日、新型コロナウイルスの新規陽性者を２５４人と発表した（累計陽性者数は４万３１１４人）。

この日の新規陽性者は前週比プラス１３４人、２日連続で２００人の大台を超えた兵庫県。エリア別では、神戸市が７９人、西宮市４３人、尼崎市３３人、姫路市２４人、明石市１１人、そのほか県内で６４人だった（１週間平均は１４４.０人）。

２６０人の感染が確認された前日の陽性者を年代別にみると、１０代が３１人、２０代で８２人、３０代で３７人、４０〜５０代で８８人と若年・中高年層を中心に感染が拡大しているが、６０代〜９０代は１２人で大幅増加は見られない。

また、入院中の重症者は１９人で前日から１人減り、重症病床使用率も１３.８％。一方、中等症以下は３２６人で前週から８３人増え、入院病床使用率は２８.４％まで上昇した（７月２７日時点）。急激な感染拡大に県は予断を許さない状況にあるとして、感染拡大地域との往来自粛など感染対策の徹底を呼びかけている。