山田裕貴、『なつぞら』以来の朝ドラ出演「北海道から沖縄へ」

2021.6.10 08:45

『ちむどんどん』石川博夫役・山田裕貴 (C)NHK

(写真1枚)

沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たち家族を描く、2022年前期の連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK朝ドラ)。ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)が沖縄で出会う登場人物のひとり・石川博夫役を、俳優・山田裕貴が演じる。

山田が演じる石川博夫は、暢子の姉・良子(川口春奈)の学生時代からの友人。比嘉家の暮らす村からバスで30分ほどの町で良子と同じく教員をしており、良子とどこか男女としてもお互いを意識している関係だという。

父も祖父も教員で、自身も教員になった博夫。プロ野球選手の父を持ち、それがプレッシャーになっていた学生時代を以前テレビ番組で明かしていた山田は、自身の役柄に対し「親のプレッシャー、これには自分も重ねつつ(笑)。だからこそ、お芝居ではなく役を生きることができると思うし、戦後の60年代、70年代の、まだ家柄や家族の関係に上下がある時代、そのなかでどう生き抜いていくかがこの男の見どころなのかと」と語っている。

朝ドラ出演は2019年前期の『なつぞら』以来2度目。「このときは北海道でした。今度は沖縄、真逆の土地ですね。愛を教えてもらった現場でした。それまで俳優は苦しまなければ上手くなれない、強くなれないと思っていましたが、現場づくり、一緒に楽しむことを教わった気がします」と振りかえり、「ほぼ全くなかった街中で声をかけていただくことも、この頃からほんとに増えました」と、朝ドラ出演の影響の大きさを明かした。

本作は、沖縄北部の「やんばる」地方で生まれ育ったヒロインが、ふるさとの沖縄料理を東京で広めるため、離れて暮らす4人兄妹と支え合いながら料理人を目指して奮闘する物語。現在、清原果耶主演の『おかえりモネ』が放送中で、その後控える上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が3世代ヒロインを演じる2021年後期『カムカムエヴリバディ』の次の作品となる。

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