ホテル「ヒルトン大阪」（大阪市北区）で、サンリオキャラクターとコラボしたデザートブッフェが６月４日からスタート。今回の主役は、キャラクターの人気投票企画「２０２０年サンリオキャラクター大賞」でナンバーワンに選ばれた「シナモロール」だ。

サンリオと同ホテルのコラボレーションは、３度目。今回のブッフェは、雲の上で生まれたという、白いこいぬの男の子シナモロールに合わせ、雲のワンダーランドをテーマにしている。店内には、ハローキティやマイメロディなど、おなじみのサンリオキャラクターズも。

「今回は、パステルカラーとふわもこな食感がテーマです。サブテーマとして、マンゴーや桃、メロンなど、夏が旬のフルーツをふんだんに使用し、その旨みをどう引き出すかにこだわりました。ほかにはない味をご提供したいですね」と、担当パティシエ。

毎回メルヘンな雰囲気作りに苦労するというが、今回もゆめかわいい雰囲気に仕上がり、訪れたキャラクターのファンは、夢中で写真を撮っていた。「スイーツブッフェは、やはりお客さまに人気があります。人数を半分ほどに制限するなど、感染対策に十分気を配って続けています。ヴィーガンスイーツも、おいしい上に、体にもうれしいと評判で、ブッフェの名物になりつつあります」と、広報担当者は話す。

スイーツは約２５種、カレーなどの軽食も並ぶ。会場の「フォルク キッチン」は、吹き抜けに面した、風通しのよい空間。席の間にパーティションを配置し、ブッフェ台ではナイロン手袋を準備するなどの感染症対策をおこなっている。期間は９月１２日まで。平日４９００円、土日祝は５３００円。

取材・文・写真／二木繁美