浮所飛貴、初主演の恋愛映画は「ヤキモチどころじゃ済まない」

2021.6.4 19:15

主演をつとめた浮所飛貴 (C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会

(写真4枚)

恋愛は人間が成長できるアクションのひとつ

──この映画は恋愛で埋め尽くされる物語ですけど、そもそも浮所さんは、恋愛って人生においてどういう効力があると思いますか。

恋愛はお互いを慰めあったり、褒めあったり、あるときは傷つけあうものだと思います。人間が成長できるアクションのひとつ。この世の中に恋愛がなかったら、そもそも「好き」という感情が生まれていないのではないでしょうか。

──あらゆる物事に対する「好き」という感情の源泉である、と。

あともしも好きな人がいれば、嫉妬心が芽生えることもありますよね。たとえば僕自身、恋愛をしていたらものすごく嫉妬するタイプだと思います。

有馬の元恋人・麻友(原菜乃華・中央)の登場に動揺するつかさ(白石・右) (C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会

──この作品にも、誰かが誰かに嫉妬する場面がたくさん出てきます。

あんなことが自分の身に起きたら、ヤキモチどころじゃ済まないですね(笑)。僕は考え方がまだまだ子どもだから。たとえば恋人や片想いの相手が男性友だちとご飯にでも行ったら、「もう、なんで!」と落ち込んじゃう。もちろんそれを止めるわけではないですけど、心では「ええ、行っちゃうの・・・」って寂しく感じちゃう。

──仕事面では誰かに嫉妬することはありますか。

仕事面では嫉妬はしないんです。良い意味で、自分と人を比べないようにしています。勝負する相手はいつも自分自身。誰かの仕事や立ち位置、そして人気を羨むことはないです。自分が納得できる自分でいたいんです。

──「いかに自分を納得させられるか」は、まさに今回の映画のテーマでもあります。

その通りですよね。だからこそ好きな人と両想いになれたら、本当に素敵。恋愛っていろんな感情や経験を味わうことができるもの。恋愛をしている方、していない方に関わらず、この映画ではそういうことを感じてほしいです。

映画『胸が鳴るのは君のせい』

2021年6月4日(金)公開
監督:髙橋洋人
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原 菜乃華 ほか
配給:東映

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