ライブバンドの真骨頂、GRAPEVINEの野外ライブを放送

2021.5.27 20:15

ライブの様子。GRAPEVINEのボーカル・ギター、田中和将

(写真5枚)

日本の音楽シーンに於いて不動の存在感を放ち続けているロックバンド・GRAPEVINE。5月26日のニューアルバムリリースを記念した特別番組が、5月28日に音楽専門チャンネル『スペースシャワーTV』で放送される。

1993年に大阪で結成され、1997年にミニアルバム『覚醒』でデビューしたGRAPEVINE。60−70年代のロックやソウル、R&Bをルーツにしながらもオルタナティヴな革新性をあわせ持ったバンドサウンド、ボーカル&ギターの田中和将による国内外の文学作品へのオマージュを散りばめた一筋縄ではいかない歌世界で音楽ファンを魅了し、多くのミュージシャンからもリスペクトを集めてきた。

派手なイントロやエモいメロディラインの音楽が注目を集める今、彼らの音楽にはある種の難解さや取っ付きにくさもあるが、それ故、一度ハマればクセになるディープな中毒性がある。聴き手の音楽的土壌が広がれば広がるほど、豊潤に刺激的に響いてくる探究心と遊び心に満ちた楽曲群。ロックバンドとしてのストイックかつ不敵な色気は、サブスク世代のミュージシャンにはない魅力なのだ。

アルバム『新しい果実』に収録されている『目覚ましはいつも鳴りやまない』

先日リリースされたニューアルバム『新しい果実』は、2020年からのコロナ禍で制作中断を余儀なくされたというが、その結果、多彩なサウンドと言葉のなかに、現実への戸惑いや悲しみや怒り、絶望と希望がヴィヴィッドに浮かび上がる作品となった。

そして今年4月25日には、3度目の緊急事態宣言が発出され揺れ動く日常のなか、久しぶりのワンマンであり、6年ぶりとなる野音公演を有観客で開催。蓄積した不安を解き放つような多幸感あふれるパフォーマンスでライブバンドの真骨頂を見せつけた。

今回の番組では、その東京「日比谷公園大音楽堂」でのワンマンライブ「GRAPEVINE LIVE AT HIBIYA PARK』の模様に加え、メンバーの最新インタビューを放送。混沌の時代のなかで彼らが何を思い、何を届けようとしているのか、その目で確認したい。日時は5月28日・深夜24時から。

文/井口啓子

『GRAPEVINE”新しい果実”その色彩について-LIVE AT HIBIYA PARK-』

放送・2021年5月28日(金)・24:00~25:00

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