本と家具を融合させた西日本初となる「ＴＳＵＴＡＹＡ ＢＯＯＫＳＴＯＲＥ ホームズ尼崎店」（兵庫県尼崎市）が１０月２７日にオープンする。

２０２１年１月に２０周年を迎えるホームセンター「島忠ホームズ 尼崎店」のリニューアルに伴い、「島忠」（埼玉県さいたま市）と「蔦屋書店」（東京都渋谷区）の提携２店舗目となる同店。２０００坪のフロアに「食」「美容」「趣味」など７つのテーマを設け、約１３万冊の本とともにインテリア、キッチン雑貨、文具などを販売する。

楽しい片付けを意識した「収納コーナー」や、キャンプアイテムもそろう「アウトドアコーナー」などのほか、「リビング」「書斎」「子ども部屋」など売場に合わせた家具を配置し、併設カフェ「ＬＥ ＧＡＲＡＧＥ（ル・ガラージュ）」のドリンクを味わうことが可能だ。

さらに、メインターゲットとなる３０代ニューファミリー層に向け、児童書・コミックの品ぞろえに注力し、絵本などの読み聞かせコーナーも準備。２カ所のキッズスペースには、「雨でも室内で遊べる公園」をイメージしたアスレチックやボルダリングも。

「関西ＴＳＵＴＡＹＡ」久保田加津也社長は、同店の特徴について「毎日が楽しくなる暮らし提案として、本と家具が自然につながっていく場をめざしました。実際に購入できる家具を使って本を読む、コーヒーを楽しむ、家族で遊ぶという素敵な体験をしていただきたい」と呼びかけた。

専用カートに乗せたペットの入店も可能（カフェスペースのみ同伴は不可）、営業は９時～２０時。

取材・文・写真／塩屋薫