全国がザワついた…島田珠代に訊く「パンティーテックス」の真相

2020.10.22 20:15

吉本新喜劇に入って30周年を迎えた島田珠代

(写真7枚)

『ありのままの私』を表現した「おばちゃんダンス」

──ロケでは前半で早くも大量のギャグで体力を消耗した珠代さんが、「50歳のおばちゃんが頑張っています!」と、「おばちゃんダンス」を披露しましたよね。あれも衝撃でした。

おばちゃんダンスの発祥は、先ほどお話したように『かまいたちの机上の空論城』でした。1日で100ツイートをするという企画で、ギャグを100個やることになったんです。

事前に考えてから企画に挑めば良かったんですけど、私はその場の瞬間でしかギャグが湧いてこない。初日の昼からずっと一か八かでやっていたけど、50、60個くらいのところから「もうダメや。何も出てけえへん」となって。そして亡くなった父の遺影に向かって「お父さん、もうあかんわ」と言ったら、「珠代、ありのままでいけ」という言葉が降ってきて。

──『アナと雪の女王』みたいな言葉!

ありのままの私か、と。そこで「よし、裸でやるか」と思ったけど、「あかん。裸はあかん」と正気にかえって、水着に着替えた。そして「珠代のありのままって何やろう。そうや、私は50歳やん。50のおばちゃんやん」となって、そのままの自分を吐き出す形で「おばちゃんダンス」が生まれました。

おばちゃんダンスが生まれた瞬間

──ちょうど7月2日、3日の一連ツイートですよね。「おばちゃんダンス」は朝5時半頃だったと記憶しています。

「おばちゃんやでぇ。おばちゃん、頑張ってます」と、そのときの気持ちをギャグにしました。ほんまやったらもっと私はダンスのキレが良いんだけど、でも朝5時半やったし、もう力が抜けちゃって。でもそのダラーンとした動きが良かったのかも。

──ご自身の年齢面などをネタにすることに抵抗はありませんでしたか。

それがまったくなかったんです。ちょっと前までずっと「若い子には負けたくない」という気持ちがあったけど、最近は「ちゃんと負けと認めなきゃダメだ」と感じるようになってきて。新喜劇にはどんどん若い子が入ってくる。若さを目の当たりにすることが多くてどこかの時期から「私、完全にオバハンやん」と意識するようになりました。

「もう、おばちゃんでええわ」と気持ちが砕けたと話す島田珠代

──なるほど。

私より歳上の由美姉(末成映薫)は綺麗で若い子にも負けてないけど、私の場合は「もう、おばちゃんでええわ」と。大まかに言うとそういう面でのプライドがなくなり、「全部、笑ってもらおう」という気持ちになりました。もう50歳だし、広い目で見ると生死のことや、だれに愛されているかを考える方が自分のためになります。

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