聖地・高野山へ向かう天空が再開、同時に極楽橋駅も刷新

2020.7.25 07:15

俗世(黒)と聖域(赤)を基調とした天井装飾が対照的なそれぞれのコンコース

(写真9枚)

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点などから4月24日以降運休していた「南海電鉄」(本社:大阪市浪速区)の観光列車「天空」が、7月20日から運行再開。同日、難波駅からの終点「極楽橋駅」(和歌山県)がリニューアルした。

極楽橋駅は、駅構内で高野山駅行きのケーブルカーと接続し、高野山上へとつながる乗り換え駅。今回新しくなったことで、駅構内が電車側コンコース(「俗世」を表す黒)とケーブルカー側コンコース(「聖域」を表す赤)に色分けされた。

電車側コンコースの天井には、複数のアーティストにより極楽鳥や高野山ゆかりの動植物が描かれ、「いのちのはじまり」を表現。一方のケーブルカー側コンコースの天井には、「宝来」と呼ばれる切り絵をモチーフに、さまざまな縁起物をかたどった天井絵が描かれている。

なお、リニューアルオープンに合わせ、高野山訪問の前後に極楽橋駅の途中下車が可能に。駅名の由来であり、高野山の聖域と俗世を区切る結界とも言われる「極楽橋」周辺の散策も楽しめる。

南海高野線/南海高野山ケーブル「極楽橋駅」

住所:和歌山県伊都郡高野町高野山国有林

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