人気俳優・松村龍之介、「善悪関係なく役を愛しています」

2020.7.13 19:15

2011年にTVアニメ化された、漫画家集団CLAMPが原作に関わる『BLOOD-C』シリーズの最新作。『BLOOD-CLUB DOLLS 』に引き続き、主演を務める

(写真9枚)

閉鎖されたはず地下闘技場BLOOD-CLUB(ブラッドクラブ)で繰り広げられる復讐劇を描く映画の続編『BLOOD-CLUB DOLLS 2』(監督:奥秀太朗)が7月11日に公開。裏社会を統治するリーダー・蒼炎(そうえん)を演じるのは、2.5次元舞台でも多く活躍してきた俳優・松村龍之介。インタビューでは、今回の映画に加えて、芸能界を志したきっかけや俳優仲間についても熱く語ってくれた。

取材・文/西村円香 写真/沖本 明  撮影協力/梅田スカイビル 空中庭園

「僕は役者という経営者になろうって決めました」

──舞台だけでなく、最近では『仮面ライダーゼロワン』で個性的な敵役『暗殺ちゃん』を演じるなど活躍の幅が広がっていますが、俳優を目指したきっかけは?

芸能界には興味があったわけではなく、大学では起業家を目指して勉強していました。でも、友人が出演する舞台を見に行ったときに、観客からいろんな感情を引き出す俳優という仕事はすごいと衝撃を受けたんです。

僕はもともと誰かを喜ばせることや人をもてなすことが好き。両親ともに接客業とあって、起業するなら人と関わる仕事でと思っていました。そのためには何か商品やサービスが必要と考えていましたが、俳優は自分自身で人を喜ばすことができる。俳優=商品であり、商品をプロデュースしたりする会社でもある。

市場規模も自分次第で広げていくことができる。俳優の仕事をそんな風にとらえることができたのが大きかったですね。僕は役者という経営者になろうって決めました。

知り合いの舞台を鑑賞して、役者の魅力に気付いて、「経営者」の夢から方向転換した松村龍之介
知り合いの舞台を鑑賞して、役者の魅力に気付いて、「経営者」の夢から方向転換した松村龍之介

──俳優である自分を商品と考えるなんて斬新ですね!でも、急な進路変更に周りがビックリされたのでは?

おふくろは好きなことをやりなさいと応援してくれたけど、父親には岩手から東京の大学まで行って、不安定な仕事に就くなんてと大反対されました。でも、僕の意志はもう決まっていたので、今の事務所に入ることになりました。

──役者としてはいろいろ出演されていますが、前作の『BLOOD-CLUB DOLLS1』に引き続き、演じられた蒼炎は、表情は優しいけれど本心が全く読めないミステリアスな人物ですよね。どんな風に役作りされたのですか?

僕の経営方針では、善悪関係なく役を愛することにしています。妄想が好きなので、どういう人生を歩んできて今があるのかなども考えながら役作りをします。

蒼炎は、裏社会を統治するリーダーですが、最初から悪なのか、紆余曲折合っての悪なのか、どんな悪事を働いたのかなども妄想する。

愛するとなったら、その人の人生そのものが知りたくなる。愛すれば愛するほど理解ができる。そんなことを考えていると、台本の倍以上に役を楽しめるから「やったぜ!」と思います。

『BLOOD CLUB DOLLS2』

2020年7月11日(土)公開
監督:奥秀太郎
脚本:藤咲淳一 / 奥秀太郎
出演:松村龍之介、北園涼、宮原華音、黒崎真音、南圭介、岐洲匠、高崎翔太、ほか
配給:NEGA・ムービック

関西の上映映画館:梅田ブルク7、T・ジョイ京都、神戸国際松竹

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