エールで見る「売れる音楽を作る才能」木枯と裕一の違い

2020.6.2 19:15

第33回より、夜のカフェーにやってきた木枯(野田洋次郎)と裕一(窪田正孝)(C)NHK

(写真24枚)

「プリンスらしい初歌唱は女性を口説く曲」

音は無事、「東京帝国音楽学校」の声楽部に入学。ちなみに、モデルである金子が入学したのは正しくは「帝国音楽学校」だ。

筒井潔子(「劇団イキウメ」の客演が印象的な女優・清水葉月)や今村和子(ドラマ『あなたの番です』(2019年・日本テレビ系)のシンイー役で躍進した金澤美穂)といった仲間ができ、なかでも注目を集めるのがコンクールで最年少金賞を受賞してすでに遥か高みに達している同級生・夏目千鶴子(小南満佑子)だ。

オペラ実習の授業でモーツァルトの歌劇『ドン・ジオヴァンニ(と黒板にはあるが、いわゆる『ドン・ジョヴァンニ』ですね)の講義中、少女漫画よろしく「プリンス」と女学生たちに崇められる上級生(山崎育三郎)が乱入。

音楽学校でプリンスと呼ばれる佐藤久志(山崎育三郎)(C)NHK
第32回より、音楽学校でプリンスと呼ばれる佐藤久志(山崎育三郎)(C)NHK

音を指名する・・・かと焦らしたあと、お約束どおり夏目を選んで『ドン・ジョヴァンニ』の二重唱『お手をどうぞ』(ドン・ジョヴァンニ=ドン・ファンである女たらしの主人公が女性を口説く曲。プリンスらしいといえばらしい)を歌唱してみせる。

おお、ミュージカル俳優を多数起用しているこのドラマだが、初めて歌ったのは育三郎か! しかし、その相手をつとめて見事にデュオしてのける小南満佑子って誰?・・・と思って調べると、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のコゼットを演じてもいる新進ミュージカル女優なのだね。

どうもこのドラマでは、『エースをねらえ!』のお蝶夫人ぽい 「憧れのライバル」的な感じだろうか。やがて音は、ヴェルディ『椿姫』公演の選考会に「やらずに後悔するよりやって後悔」精神で立候補、主役のヴィオレッタを巡り、夏目と真っ向争うことになる。

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