５月２１日にオープン予定だった複合施設「新風館」（京都市中京区）の延期が、５月１２日に発表された。

当初は４月１６日に開業予定だったが、「緊急事態宣言」に伴って延期を発表していた同館。今回の判断については、「新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言および京都府の緊急事態措置の延長を受け、来館されるお客様やご出店者様、パートナー企業をはじめとする関係各社の従業員の皆様の安全を最優先に考慮し、全館（『エースホテル京都』を含む）の開業を再延期することをお知らせいたします」とコメントしている。

同施設は「ＮＴＴ都市開発」が２０１６年３月に閉館した「新風館」の再開発となり、建築家の隈研吾氏が建築デザインを監修しリノベーション。アジア初の宿泊施設「エースホテル」、西日本初の映画館「アップリンク」やショップ「ＢＥＡＭＳ ＪＡＰＡＮ」などのほか、地元の店も出店し、旅行者や地元の人々の交流拠点を目指す予定。新たな開業日は、６月中を目処とするが、状況によっては変更する可能性あり。