家でテント?子どもと自粛期間を楽しく過ごすアイデアに反響

2020.4.10 17:00

家のベランダに設置したというテント。キャプテンスタッグのもの(3800円ほど)で、設営も簡単なのだとか

(写真3枚)

「休校が伸びたお子さんについイライラしてしまう親御さん、テントです・・・テントを買うのです」。8日午後に投稿されたこのツイートに、約2万3千リツイート、約6万いいねがつくなど話題となっている。

緊急事態宣言を受け、学校や幼稚園、保育園も休校・休園が5月6日まで延長。家庭で過ごすことを余儀なくされている今、家のベランダでキャンプ気分を楽しむことで注目を集めたのは、関西在住の漫画家・たもさん(@tamosan17)。

休校で暇を持て余す息子のため、テントを購入したところ、「昨日まで暇だ暇だとボヤいていた小5男児が中でジッとしています。ここで食事をして朝まで過ごすと言っています・・・」と、効果てきめんだったそう。

「うちは子どもが大病したことがあるので、入院したり自宅療養したり親子2人きりで過ごすことが多く、今回の自宅待機も余裕だろうと思っていました。子どもも『学校が無いなんてラッキー』と、1日ゲームしたりしていました」と、振りかえるたもさん。

しかし次第に感染が広がるに伴い自粛ムードもさらに高まり、休校が延長。大好きな回転寿司店にも行けなくなって、息子さんも「ひま!」とボヤくようになったという。また、たもさん自身は漫画家で、自宅で仕事をする日々。なかなか思うように構ってあげられないこともあり、最初は段ボールハウスを庭に作ったそうだ。

「子どもとワイワイ言いながら半日かけて作ったのですが、夜の間に雨が降り、朝まで起きたら段ボールハウスはぺしゃんこに・・・。絶望してたたずむ息子を見て『テント買ってあげよう』と思ったんです」。

さっそくテントを購入し、ベランダに設置。すると、「テントのなかで動画を観たり、ゲームをしたり、通信教材で勉強したり・・・やっている事は普段と変わらないのですが、テントのなかだと楽しさが違うようです」といい、テントのなかで一緒に食事をしたり、ゴロ寝をしてみたりと親子で非日常を楽しんでいる様子。

テントのなかで親子2人、親子丼を食べたそう

ツイートの返信には、「未確認情報ですが、トランシーバーを与えてそれを使って『命令』すると家の手伝いもやってくれるそうです」「うちは部屋のなかでテントを広げています」「一瞬で設営できるワンタッチテントがおすすめです!」など、各家庭のさまざまなアイデアが寄せられている。

また、「なにより子どもがテントに飽きたとき、私自身がひとりでテントに入ってコーヒーを飲むなど、少しの癒やしになっています(笑)」と、たもさんも一時の気分転換になっているとか。

子どもの遊びだけでなく、ちょっと1人になりたいときなど、多種多様に使えるテント。自粛期間が終わればキャンプにも使えるので、ぜひ導入を検討してみては?

取材・文/野村真帆

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