いつ終わる?新型コロナ感染拡大 西洋占星術で見てみると…

2020.3.9 19:00

2020年も、事故、事件も含め異変を表す火星ー土星ー天王星の配置がつづく

(写真1枚)

どちらを向いてもウイルスの話ばかりの今日この頃だけれど、昨年末に公開した本サイトの『2020年前半の運勢』で、「年明けから不穏な星の配置、ピークは4月」と書いたところ、もっと詳しく説明してほしいという、ユーザーからのご依頼をいただき、西洋占星術による解説をいたします。

西洋占星術は、天体の動きと地上に起こる物事との相関関係を追跡する統計学の一種です。拡大と発展をもたらす配置や、破壊と混乱を引き起こす配置など、歴史的な大変動や事件との関連が数多く記録されています。

戦争や天変地異、市民生活を脅かす脅威などの異変は、特にインパクトが大きいため、データに残されているものも多いのです。そのもっとも代表的なものは「日食」と「月食」。昔は政変や災害を予告するものとして恐れられていました。それを予知するために、古代から世界各地で天文学が発達したのです。

惑星の動きが詳細に観察されるようになった中世以降、天の警告としてプロが恐れるようになったのは、4つの天体が90度の位置に入る『グランド・クロス』。大十字と翻訳されています。それ以外にも火星、土星、天王星が角度を作る時期は、事故や自然災害が多いとか、木星と土星が『合』(コンジャンクション=同じ『室(ハウス)』)に入る20年〜25年に一度の周期は、政変も含めて社会が混乱する、などの動きがあり、恐れられている時期です。

実はこの木星と土星が「合」という配置は、2019年12月4日から始まっており、 何かと災害の多かった2019年に続いて、何かが起こる不穏な配置でした。そして12月26日の日食、1月11日の月食。そのなかで起こる、火星―土星―天王星が角度を作るという現象。

これは1月4日から始まり、星座を移動しながら2月17日以降、ピークを迎えます。3月23日にいったん抜けるのですが、再び4月1日から現れ、4月10日の満月前後が猛威をふるう頂点となるでしょう。この配置が終了するのは、5月14日です。

すでに世界中の科学者たちが原因を特定し、その対策を始めていることを思えば、消毒や密室空間を避けるなど、今すぐできる防御法を試み、グループでの集まりはもうちょっとだけガマンしてもらうことで、身を守ることができるのではないでしょうか。

隔離、入院されている方には心からお見舞いを申し上げ、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

文/カメリア・マキ

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