妃海風、宝塚娘役として「私生活から徹底」

2019.12.27 07:00

「ロックな曲、ロマンチックな曲など歌い分けられるのが幸せです」と、楽曲に惚れこんでいる妃海風

(写真3枚)

高い実力を誇る星組トップ娘役として活躍し、2016年に宝塚歌劇団を退団後も舞台やコンサートに出演する妃海風(ひなみ・ふう)。カルト的人気のミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』でヒロインを演じる彼女が12月26日、大阪市内でおこなわれた取材会に出席した。

人喰い植物が地球征服をねらう60年代のB級ホラー映画を、巨匠アラン・メンケンの音楽でミュージカル化した本作。妃海は1986年誕生の映画版も幼い頃に観て、楽曲が耳に残っていたという。「物語はハチャメチャだけど、ホロッと泣けるぐらい曲がいいですよね! 普段からおもしろいことが好きなので、こういうブラックなB級映画の世界観の作品に出演できるのがうれしいです」と明るく話す。

ヒロインのオードリー役は井上小百合とのWキャスト、彼女に恋する気弱な花屋のシーモア役も、鈴木拡樹と三浦宏規とのWキャストとなる。「私自身Wキャストは初めて。以前、朗読劇のお稽古で相手役が代わると、感情の入り方も違い自分でもびっくりしました。どんな感覚になるのかな・・・」と、新たな挑戦を楽しみにしている。

オードリー役については、「全力で生きているからこそチャーミングに見える」と分析。彼女自身、常に全身全霊、現役時代は長年憧れ続けた宝塚の娘役として、「部屋のカーテンは全部ピンク色に変えて、洋服も好きな黒や紫ではなくフリルのあるものを、など私生活から徹底していました」と打ち明ける。

役柄同様まっすぐな妃海。「誰かにハマれば何も見えなくなっちゃいます。真琴つばささんにも!」とファン時代の盲目的な想いも告白
役柄同様まっすぐな妃海。「誰かにハマれば何も見えなくなっちゃいます。真琴つばささんにも!」とファン時代の盲目的な想いも告白

また、「お喋り好きな自分」も娘役のイメージを保つためにセーブしていたが、今は「ありのままに接したほうが、みなさんと深くつながれるんだと気付きました」と笑う。「こういう取材もめちゃくちゃ楽しいんです。関西弁で(普段の)低い声で話すのも! より生身の私から出る何か、その場で生まれる何かを大切にしていきたいです」。

妃海の宝塚退団後初の大型ミュージカルとなる本作は、東京、山形、愛知、静岡での公演を経て、2020年4月20日に「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)で大阪公演が開幕。チケットはS席12000円ほか、1月25日発売。

取材・文・写真/小野寺亜紀

※本公演は新型コロナウイルス感染拡大防止のため公演中止となりました。詳細は公式サイトにて

ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』

日程:2020年4月20日(月)~27日(月)
会場:新歌舞伎座(大阪市天王寺区上本町6-5-13)
料金:S席12000円、A席7000円、特別席14000円
※2020年1月25日(土)発売
電話:06-7730-2121

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