からし蓮根「日常生活の延長にM-1がある」

2019.12.17 20:00
(写真5枚)

相方がネタ考え中は、プライベートを楽しむ(伊織)

──からし蓮根のネタは、杉本さんが1人で考えているのですか?

杉本「はい。ネタを書くと決めたら、一生懸命考えて、絞り出して書いているって感じです」

伊織「青空がネタを考えている間は、僕はまったくそばにいないですね。旅行に行ったり、デートしたりして、プライベートを楽しんでいます」

──まさかのリア充!一緒に考えろよ、と怒ったり、ケンカになることはないんですか?

杉本「まったくないです。ネタを考えるのも、僕が好きでやっているので。賞レースなどで結果が出ないときなどはお互いイライラしたりもしますが、結果が出るまで漫才をやるだけなので」

伊織「デビュー7年目ですが、もともとが同級生というのもあるし、大きなケンカをしたことも、解散を考えたこともないですね」

杉本「どちらかがよく遅刻をするとか、そんな問題もないので。僕らがケンカをするにしても、原因はひとつしかないんですよ。ただ、『漫才をちゃんとやれよ』って、それだけですね」

撮影場所として2人が選んだのは「よしもと漫才劇場」。理由は「一番いる場所だから。ネタの打ち合わせもすべてここ」と語る
撮影場所として2人が選んだのは「よしもと漫才劇場」。理由は「一番いる場所だから。ネタの打ち合わせもすべてここ」と語る

──漫才に対する真面目さがあふれ出しています(笑)。学生時代からずっと一緒にやってきて、お互いにここが変わったな~と思う点はありますか?

杉本「伊織は明るくなりましたね。昔はもっと暗かったし、自信がない感じだった」

伊織「舞台に立つようになって変わりました。喜ばしいことです。やっぱりウケたときは、めちゃめちゃ嬉しいんです。青空もどんどん自信がついてきて、昔よりも自分のキャラクターを出せるようになってきていると思います」

──では、ここを直して欲しいなという点は?

杉本「僕は大丈夫ですね~。伊織がなんかやらかしてくれた方がネタにもなるし!」

伊織「僕も別にない。青空は仕事場に奥さんと子どもを連れてきたりして、たまに幸せをみせてくるんで、ええなぁ、幸せそうやな・・・とは、思っています」

インタビュー中、何度も「真面目にやってきた」という言葉が飛び出す。大舞台の前でも、地に足が付いた印象なのは、2人で積み重ねてきたものに自信があるから
インタビュー中、何度も「真面目にやってきた」という言葉が飛び出す。大舞台の前でも、地に足が付いた印象なのは、2人で積み重ねてきたものに自信があるから

──幸せでなによりです!『M-1』は、念願の決勝戦進出ですが、今年は手応えは感じていましたか?

杉本「今年はずっと怖いなって感じでした。意外と怖さが勝ってしまって、勝ち進んでも楽しくはなかったですね。例年よりもメディアにも注目していただいていたので、変なプレッシャーもあったよね」

伊織「うん・・・。プレッシャーはすごくあった」

──そのプレッシャーにはどう打ち勝たれたんですか?

杉本「特別なことは何もしなかったんです。ネタ合わせも、回数を増やしたりすることもなく、舞台の直前にしっかり長めにやる。劇場の舞台でいつものように漫才をする、そんな日常の延長状に『M−1』があるという感じで臨んできました。勝ち進むにつれて、吉本興業が劇場の出番も増やしてくれましたが、舞台を重ねることでネタが研ぎ澄まされるという良いこともあるし・・・」

伊織「舞台でウケないことがあると怖くなって、考えますしね」

──なるほど。同じネタでも、場所や雰囲気年齢層によって反応は変わりますから、絶対ウケるという保証はない。漫才って難しいですね。最期に、決勝への意気込みをお願いします。

杉本「テレビで見ていた『M-1』の決勝に出られるなんてすごい。と、自分のことだけどびっくりしています。僕らの強みは普通だということ。漫才もあんまり変わったことはしていない。熊本弁も、一時期よりネタの中で使う頻度を下げていて、ここぞというときにバシっと熊本弁でツッコミを入れるなど、いろいろ試して、削ぎ落として今の形になりました。芸歴は一番下ですが、優勝の可能性はあるぞ!と思って出ています。やるしかない!」

伊織「全員に負けたくないです!」

ABCテレビ『M-1グランプリ2019』
放送:2019年12月22日(日)・18:34〜

「よしもと漫才劇場」

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