大阪で発掘の300点、新発見の歴史展示

2019.9.23 16:00

高句麗壁画で見られる獣面の道教的な鬼神に類似した、角がある顔の装飾がついた須恵器椀 古墳時代中期(5世紀中頃) 旭区高殿7丁目所在遺跡 大阪市文化財協会保管

(写真4枚)

歴史が古く、数多くの遺跡が眠る大阪市内。日々新たな発見のある発掘調査で出土した資料から、約300点集めた特別展『新発見! なにわの考古学2019』が、「大阪歴史博物館」(大阪市中央区)で10月16日からスタートする。

今回展示されるのは、弥生時代中期の形木製品や、古墳時代中期の顔の装飾がついた須恵器椀(いずれも大阪市旭区所在遺跡)、大阪の近代工業を支えた硫酸瓶などの化学薬品用陶磁器類(北区中之島蔵屋敷跡)など。発掘現場の写真パネルとともに紹介される。

「出土資料が語りかける新発見の大阪の歴史に触れていただければ幸いです」と同館。期間は2020年1月6日までで、チケットは大人600円、高校・大学生400円、中学生以下無料。

『新発見!なにわの考古学2019

日程:2019年10月16日(水)〜2020年1月6日(月)
会場:大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4-1-32)
料金:大人600円、高校・大学生400円
電話:06-6946-5728

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