リーチ主将「日本で成長させてもらった」

2019.9.22 09:00

リーチ・マイケル選手

(写真1枚)

9月22日放送の『情熱大陸』(MBSテレビ)は、ラグビー日本代表で主将をつとめるリーチ・マイケルに密着。日本代表として3度目のW杯でピッチに立つキャプテンの姿に迫る。

リーチ・マイケル30歳、ニュージランドの誇りと日本の美徳の両方を併せ持つアスリート。2015年秋にイングランドで開催されたラグビーW杯では、リーチ率いる日本代表チームは予選リーグ初戦で終了間際に逆転トライを決め、優勝候補の南アフリカ代表に歴史的勝利を収めた。世間はこの番狂わせに大興奮。チームは3勝1敗という過去最高の成績を残したが、1次リーグ突破はできなかった。

そして今年、アジア初開催となるW杯日本大会が9月20日に開幕。4年前の善戦を受けて期待が高まるなか、キャプテンとして新たな目標を立てているといい、リーチは「前大会よりも上の成績のベスト8、またはそれ以上を目指す。そのために必要なことのひとつは、最強のキャプテンになることだ」と言い切る。

初めてラグビーボールに触れたのは5歳のとき、カミナリに打たれたような衝撃が走ったと言う。15歳で来日し、北海道・札幌山の手高校に留学。日本の選手のラグビーの上手さや、できるまでひたすらに練習する懸命さ、適当にやらない日本人の勤勉さに驚いたと話す。以来、日本で生活を送りながら、謙虚さや相手を敬う日本人の姿勢を学んだという。

リーチは2013年、日本国籍を取得。海外出身者が増えたチームの一体感を高めるため、強化合宿のミーティングでも日本代表として戦う意義と覚悟を伝えてきた。「僕は日本で成長させてもらった。ラグビーも日本で上手くなった。留学して15年、人生の半分を過ごした日本でW杯に出られるのは特別なこと。日本人のメンタルの強さ、ラグビーの強さを証明することで恩返しがしたい」と、ラグビーにかける熱い思いを語る。この模様は9月22日・23時から放送される。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本