「よしもとアクターズ」（代表：片岡秀介）が主催する、関西発の演劇祭『関西演劇祭２０１９ お前ら、芝居たろか！』。その実行委員長に女優・キムラ緑子の就任が決定し、合わせて参加劇団が発表された。

関西から演劇人を探しだし、クリエイターや観客とつなげることを目的に参加劇団を募集していた同演劇祭。兵庫県出身のキムラは、委員長就任にあたり「たいへん光栄に思います。生まれ育った関西が今でも大好きですし、関西と演劇のために何かのお役に立てるならばと、謹んでお受けいたしました」とコメントした。

今回、応募総数３３組のなかから選出されたのは、オパンポン創造社、幻灯劇場、コケコッコー、三等フランソワーズ、ザ・プラン９、東洋企画、中野劇団、なりそこないプリンセス、夕暮れ社 弱男ユニット、遊劇舞台二月病の１０組。大阪や京都、兵庫で活躍する劇団や、吉本興業所属のユニットが参加する。

夫で劇作家のマキノノゾミが立ち上げた劇団「Ｍ.Ｏ.Ｐ.」で看板女優を務めたのち、その幅広い演技力から、連続テレビ小説『ごちそうさん』『半分、青い。』など、ドラマや映画、舞台で活躍するキムラ。「私自身も舞台を観ることは大好きですし、９月に多くの劇団の公演が観られることを、今から楽しみにしております。お客さまにも何よりも演劇を楽しんでいただき、これを機にお気に入りの劇団や俳優を見つけていただきたい」と就任早々アピールした。演劇祭は９月２１日から２９日まで、「ＳＳホール」（大阪市中央区）にて。