エッセイストの阿川佐和子が、その話術によりゲストの新たな一面を引きだすトーク番組『サワコの朝』（ＭＢＳ）。１１日の放送回には、俳優の松坂桃李が登場する。

今年でデビュー１０周年を迎え、３月に発表された日本アカデミー賞では映画『孤狼の血』で最優秀助演男優賞を受賞するなど、演技力が高く評価されている松坂。しかし、子どもの頃から学芸会で演じたこともないほど演技とはまったく縁のない人生だったそうで、「漠然とサラリーマンになるのかな」と思っていたという。

高校時代に大学生の恋愛模様を描いたドラマ『オレンジデイズ』にハマり、「俺もこんな大学ライフを送りたいと思って進学したものの、基本的に流されて育ってきた」という松坂。そこから一転、モデルの世界で頭角を表し、人気俳優の登竜門と言われる戦隊シリーズ『侍戦隊シンケンジャー』で主役に抜擢。トークでは、ヒーローになったうれしさと戸惑い、デビュー当時の失敗談など、松坂の俳優としての原点に迫る。

さらに、同じ事務所の俳優・菅田将暉との不思議な関係や、「孫のように接してくれていた」という樹木希林さんとの秘話も披露する。この模様は５月１１日・７時３０分から放送される。