「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（大阪市此花区）に来春、アニメーション映画『ＳＩＮＧ／シング』（２０１７年）をテーマにした新アトラクションが登場。最新技術を使った新感覚のミュージカル・ショーがおこなわれる予定だ。

今回導入されるのは、「新！スーパー・リアル・ミュージカル・アトラクション」と銘打った『ＳＩＮＧ ＯＮ ＴＯＵＲ（シング・オン・ツアー）』。映画内のオーディションに登場した動物のキャラクターたちが、ワールドツアーの一環でジャパン・プレミア公演を開くストーリーだ。

会場は、現在は使われていないハリウッドエリアの建物を活用。同パークの担当者は、「新しい設備や技術を使って演出する実演型のショー。圧倒的なクオリティでお届けする、まったく新しい没入型エンタテイメントです」と話す。

同映画は、レディー・ガガやザ・ビートルズなど６０曲以上もの名曲で映画を彩った動物キャラクターたちのサクセスストーリー。ミニオンを生んだ新進気鋭のアニメーションスタジオ「イルミネーション・エンターテイメント」が手がけた作品で、日本の劇場公開時は３週連続動員数１位を記録し、興行収入は５０億円を超えた。本アトラクションは、同社による世界初の常設アトラクションシアターになるという。