フランス・パリで人気のパン屋「メゾンカイザー」が、大阪の商業施設「ルクア大阪」（大阪市北区）に新店を１１月１８日にオープン。昼頃から閉店まで連日行列ができるほど人気となっている。

小麦粉、天然酵母、バターなどいずれも自社製のものを使用し、フランスの伝統的な製法でパンを焼く同ブランド。２０１３年、大阪の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」に関西初進出し、あまりにも行列ができたため、一時は施設内に２軒もあったほど（うち１軒は、梅田に進出するにあたって今年７月１日閉店）。

梅田では、サンドやトーストなどを販売する系列店「＆ ＣＯＦＦＥＥ ＭＡＩＳＯＮ ＫＡＹＳＥＲ 阪急三番街店」が今年３月にオープンして瞬く間に人気店に。今回、併設するカフェでも同様のメニューが楽しめるが、ベーカリー専門店としてそれらのメニューを販売するのは同エリアで初めてとなる。

比較的空いていると聞いて訪れた時間ですら、多くの人が列をなしているほど。店内で職人がパンを焼き上げ、どんどんと売れていくなか、次々と補充される。「天王寺よりも年齢層が若く、２０代後半から３０代前半の方が多いです。一番の売れ筋はバゲットとクロワッサンです」と、店長。

パン購入とカフェ利用は、９対１の割合だそうで、パンの購入は行列ができているが、カフェ利用だけであれば、店舗の左側にレジがあるため、さほど並ぶ必要はない。人気のクロワッサンは２１６円、イートインのサンドイッチは４８０円〜、ドリンクは３３０円〜。営業は１０時から２１時まで。