大阪の新美術館プロジェクト、名称が決定

2018.11.10 06:00

2021年度オープン予定の「大阪中之島美術館」(イメージ)

(写真1枚)

「大阪と世界の近現代美術」をテーマとした新美術館のオープンを、2021年度に予定している大阪市。その美術館の正式名称が、「大阪中之島美術館」に決定した。

外部有識者(小説家・有栖川有栖ら)の意見を参考にしながら、1681件の公募から新名称が決定した「大阪中之島美術館」は、アメデオ・モディリアーニやウンベルト・ボッチョーニらの名品を含む、5600点にも及ぶ貴重な美術品を所蔵。水都のシンボル・中之島を拠点に、大阪の文化の振興や都市魅力の向上に貢献することを目指しているという。

新しい美術館の構想は、大阪ゆかりの天才画家・佐伯祐三作品31点を含む、実業家・山本發次郎コレクションの寄贈(1983年)をきっかけに誕生。1990年より本格的に収集活動を始められ、これまでコレクションを質量ともに充実させてきた経緯がある。場所は大阪「国立国際美術館」(大阪市北区)の北側。

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