サマソニ大阪、今年の注目アーティスト

2018.8.2 19:00

『サマーソニック』への出演が決まった堂本剛(ENDRECHERI)。大阪は18日の出演

(写真1枚)

国内外のトップ・アーティストたちが集結する都市型の音楽フェスとして、あらゆる音楽ファンを楽しませ続けてきた『サマーソニック大阪』。今年も「舞洲ソニックパーク(舞洲スポーツアイランド)」(大阪市此花区)で8月18日・19日の2日間にわたっておこなわれるステージには、あらゆるジャンルから豪華な顔ぶれが登場するが、そのなかでも特に注目すべき存在を紹介していこう。

■ チャンス・ザ・ラッパー(18日・OCEAN STAGE)

まず、今年の2大ヘッドライナーとしてはベックとノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズが決定しているが、何を置いても最大のトピックといえるのはチャンス・ザ・ラッパーの初来日公演の実現だろう。

これまでに3作のミックステープを発表し、2016年に発表した3作目『Coloring Book』ではCDやダウンロード販売をおこなわないままグラミー賞の3部門を制覇。従来型の音楽ビジネスにとらわれないスタイルで活動を続けながら現行のヒップホップ・シーンの頂点に立ち、数多くの海外のフェスのヘッドライナーを務める彼の登場は、先日のフジロックにおけるケンドリック・ラマーの公演実現と並ぶ画期的なもの。数多くの大物の楽曲への客演もこなしながら、2010年代のヒップホップを牽引してきた才人のステージは、ジャンルや世代を問わず目撃しておきたい。

■ J・バルビン(18日・MOUNTAIN STAGE)

そんなチャンス・ザ・ラッパーとはガラッとタイプは違うが、現在の世界の音楽シーンをリードするトップ・スターとしては、南米コロンビア出身のJ・バルビンにも注目しておきたいところ。

現行のラテン・ポップス界ではレゲトンがよりエレクトロ・ポップ的に洗練された「ラテン・アーバン」が主流となっているが、彼こそがその隆盛の立役者的な存在で、2017年にリリースしたシングル『Mi Gente』はYouTubeにおけるビュー数が間もなく20億回に届くほどのヒットとなっている。先日に全米チャート1位を記録したカーディ・Bの『I Like It』にもフィーチャリングで参加し、次のアルバムのためにスクリレックスとのコラボも終えているとのことで、この機会にぜひチェックを。

『SUMMER SONIC 2018 OSAKA』

日時:2018年8月18日(土)、19日(日)・11:00開演
場所:舞洲ソニックパーク(舞洲スポーツアイランド)
料金:前売1日券14500円、前売2日券25500円、プラチナチケット25000円(サマソニ1日券+プラチナ特典、枚数限定)

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