日本スポーツに革新を、武井壮の野望

2017.8.22 07:00
(写真5枚)

「番組に宝物を置いていってくれる」(武井壮)

──アスリートたちのイメージとしてあるものを、武井さんがエンタテインメントとして表現していくという。

そうです。僕はすべてのスポーツを、テレビを観ている人たちが楽しめるよう言語化するプロとして、自分のポジションをこの『スポーツ内閣』で確立させていきたいし、より多くの人に楽しんで欲しい。ホントに、「こんな話、この選手から聞いたことねえよ!」ってエピソードが山ほど出てくるんで。武豊さんが来てくれたときなんて、現役のジョッキーが「豊さん、普段こんなに話さないですよ!」と興奮してくれたり。

──ご一緒に出演されていた福永祐一さんも驚いてましたね。ジョッキーですら聞けない裏話の連続に、武豊さんにツッコミ入れて話を止めた長官(副司会)の小杉竜一(ブラックマヨネーズ)さんに対して、「今、全ジョッキーを敵に回しましたよ!」って。

そう。福永騎手もすごいビックリして。ほかの現場で会ったときも、「こないだ、ホント面白かったですね。あんなのなかなか見れないんで、ほかのジョッキーたちでも話題でした!」って。そうやってゲストで来てくれるアスリートたちが番組に宝物を置いていってくれるんですよ。

神回と言われた競馬界のレジェンド・武豊の特集(4月放送)

──その宝物を一般の人に幅広く伝えていきたい、と思い始めたきっかけはなんだったんですか?

そうですね。僕は24歳のとき、『日本陸上競技選手権大会』(十種競技)で優勝したんですけど、(マイナー競技なので)自分が思うようなスターダムにのし上がれなくて、悔しい思いをしたんです。同世代に、イチローをはじめ、松中信彦、小笠原道大、ジョニー(黒木知宏)、スケートだと清水宏保、サッカーだと前園真聖、柔道の篠原信一さんもそうですけど、同い年(昭和48年生まれ)のスターが山ほどいて。僕も日本一なのに・・・という思いがすごく強くて。でも、自分の競技に愛情もあったし、そこで積み上げた技術や知識、経験は、ほかの選手と比べたって劣るものじゃないと感じていたんですが。世の中の人が誰も僕を知らないから、なんの力にもならなかったんです。

──その若い頃の悔しい思いが、今の原動力に。

そう。それが忘れられなくて、ひとつの競技ではスターになることはできなかったけど、スポーツをエンタテインメントにするプロになろうと。で、30歳を過ぎたら芸能をやろうと決めました。芸能界で人気者になれたら、そのメッセージもより多くの人に届けられる。今、芸能界にデビューして5年経ちますけど、街で声を掛けてくれる人もかなり増えました。さっきも言いましたが、僕の強みはなんでもできるという横幅。全てのスポーツの魅力を語れて、プレーして、楽しんでもらうことができる。その能力を持ったタレントはあまりいませんよね。

──ていうか、いないですよ。

だから今回、こういうスポーツ番組をやらせてもらえたのは偶然じゃないなと。スタッフさんとの打ち合わせでも、アスリートが自分のプレイの映像を見ながら、「ここでこういうことが起きていて、こういうことを考えていたんだ」という選手の頭の中を選手自身が解説するコーナー作りましょうと自分で提案して実現してもらえています(現在の人気コーナー『セルフでヒーハー!』)。

毎日放送『戦え!スポーツ内閣』

出演:武井壮、小杉竜一、篠原信一、前園真聖、金村義明、青木愛、稲村亜美、ほか
放送:毎週水曜・23:58〜翌0:53
※8月23日(水)のテーマは「日本国民総ダンサー時代へ!今こそダンス!ダンス!ダンス!」

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