コメディ映画『キューティ・ブロンド』（２００１年）のミュージカル版で主演をつとめる神田沙也加。３月から東京、大阪など全国９カ所で上演されるのを前に大阪市内で会見をおこない、自身の経験などを交えて舞台を紹介した。

オシャレや恋にしか興味がなかった能天気なブロンド娘・エルが、彼氏に振られたのをきっかけに猛勉強し弁護士を目指す本作。神田は「ピンクのパッケージで、リボンやヒールとか･･･、女子が好きなモチーフがたくさん溢れている。かわいらしいものが好きな女の子は絶対好きな作品」と話す。

エルについては、「法廷の部分では言っていることは堅いんですけど、身につけているものは変わらず、自分が知ってるファッションの知識などで解決して、終始女子的。真面目に解決しないといけないんですけど、女性らしさを残したまま難しいことを言う」とその魅力を話した。また自分と似ている面を尋ねられると「やると決めたら実行するところ」と話した神田。

その実行力について、２００１年にデビューした後、２００５年の春から約１年半、芸事の仕事を休止していたことをあげ、「お休みしているときにアルバイトをしていたのですが、それは誰にも相談をするわけでもなくって、自分で履歴書を書いて、面接に行って決めたんです。ちゃんと働こうと思って」と貴重な体験を明かした。大阪公演は「メルパルクホール大阪」（大阪市淀川区）で４月２７日から。チケットは１０８００円、各プレイガイドで発売中。