少女漫画なかよし、大阪で60周年展

2016.3.8 18:55

1976年に開始された4コマ「わんころべえ」(画像「な」の上)は日本最長連載として今だ連載が続いている(協力:講談社)

(写真2枚)

人気少女漫画誌「なかよし」が2015年1月号で60周年を迎え、それを記念した復刻コミックスフェアが、3月16日から28日まで「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で開催される。

現在刊行されている漫画雑誌の中で最も古い歴史を持ち、数々の名作を輩出。1970年代は「キャンディ♥キャンディ」が大ヒットし、一躍少女漫画誌の代表に。また恋愛ものが中心だった競合誌に比べてファンタジー色が強い作品が多いのも特徴で、1990年代には今なお人気のバトルヒロインものの「美少女戦士セーラームーン」や「魔法騎士レイアース」、「怪盗セイント・テール」、「カードキャプターさくら」、超能力ものの「ミラクル☆ガールズ」がアニメ化されるなど人気を集め、今もなお小中学生を中心に絶大な支持を得ている。

雪室俊一原作・たかなし♥しずえ作画「おはよう!スパンク」、猫部ねこ「きんぎょ注意報」
雪室俊一原作・たかなし♥しずえ作画「おはよう!スパンク」、猫部ねこ「きんぎょ注意報」

このイベントでは、それらが飾る歴代の表紙や、読者投票による復刻総選挙で選ばれた「おはよう!スパンク」(1978)や「きんぎょ注意報!」(1989)、「あずきちゃん」(1992)、「だあ!だあ!だあ!」(1998)など全10作品の複製原画が登場。そのほか、本格的と話題になった「まんが家セット」を含む歴代ふろくのパネル展示、人気漫画家たちから寄せられたメッセージイラストやバックナンバーなどが揃い、母娘3世代で楽しめるイベントとなりそうだ。

『なかよし60周年復刻コミックスフェア』

期間:2016年3月16日(水)〜28日(月)
時間:10:00〜20:00(最終日は午後5時閉場)
会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階第2催会場(大阪市 阿倍野区阿倍野筋1−1−43)
料金:無料

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