100以上のブランドと400種以上の最新自転車を試乗できる自転車の祭典『サイクルモードライド大阪2016』が３月５日・６日の２日間にわたって開催され、会場となった「万博記念公園」（大阪府吹田市）にはビギナーからベテランまで多くの自転車ファンが集まった。

大阪発祥のイベントでありながら、大阪での開催は実に３年ぶりとなった今回の見本市。カラフルなサイクルウェアを着用する人や、自慢の愛車に乗って来場する人も多く見られ（なかには岡山から自走で来たという人も！）、久々の開催に胸を躍らせていた。

会場に入ると、もちろん自転車一色。ブランド名から車種を把握し「これに乗りたい！」とあらかじめ目標を決めて試乗する人がほとんど。２kmの試乗コースは坂も長く、乗り慣れてない人には結構ハードだが、最新自転車ならではの軽快な走りに参加者はご満悦。また、今回から高価なウェアや自転車ライト、洗浄剤などがリーズナブルに購入できるようになり、物販ブースには人が殺到。あちこちでアイテム目当ての列ができた。

太陽の塔を望む絶好のロケーションに加え、天候にも恵まれた３年ぶりのサイクルモード大阪開催。来場者はこの自転車の祭典を大いに楽しんだ様子だった。

取材・文・写真／岡田由佳子