謎解きをしながら料理が楽しめるレストランが７日、大阪・靱公園地下にオープン。しかもいただけるのは、キャビアで有名な高級食材・チョウザメ料理だとか。謎解き×チョウザメってどういうこと？　そんな謎だらけのレストランに、Lmaga.jp編集部が潜入！

この日は車折富美子という作家の出版記念パーティーに出席するという設定。生ハムや刺身といった前菜から、唐揚げ、ブイヤベースなどさまざまな方法で調理されたチョウザメの料理を楽しんでいると、会場の奥から悲鳴が！　突然始まる「法皇キャビア」にまつわる密室殺人事件に刑事も登場し、犯人捜しがスタート。本当の現場に居合わせたような臨場感にドキドキ。チョウザメ料理を食べていた女性が突然死体を目撃したりと、“え、この人役者やったんか！“と驚くこともあり、会場にいる全員が怪しく見えてくる･･･

途中からは見知らぬ者同士でグループに分かれ、犯人を見つけ出すために暗号解読に挑戦。ごはんを食べお酒を飲みながら、今までの伏線を思い出しつつ全員が真剣に謎解きする様子はなんだか不思議な光景。惜しいところまでいったのに、推理は当たらず･･･悔しい！

「チョウザメは高級食材なので、特別な日にいただくもの。そこで、より思い出に残るよう演出するために、土・日は体験型劇場レストランという形にしたんです」とオーナーの箱井孝さん。演劇の脚本や監督は世界でも活躍する「キャプテンムービー」の藤原伊織さんが担当し、役者も関西在住の劇団員で本格的。結末も推理次第で変わるマルチエンディング形式、公演内容もどんどん増えていくそうなので、何度来ても楽しめそうです。