高良健吾「普通の役でうれしい」

2015.7.7 12:30

主演の高良健吾(左)と呉美保監督

(写真3枚)

大阪「テアトル梅田」(大阪市北区)にて、現在公開中の映画『きみはいい子』の舞台挨拶がおこなわれ、主演の高良健吾と呉美保監督が登場しました。

第28回坪田譲治文学賞を受賞した、中脇初枝の同名短編小説集を映画化。真面目だがクラスの問題に正面から向き合えない新米教師や、自分の子どもを傷つけてしまう母親を通し、現代社会が抱える問題をテーマに描いた本作。呉美保監督は前作『そこのみにて光輝く』で『第38回モントリオール世界映画祭』最優秀監督賞を獲得、今もっとも注目を集める女流監督による最新作ということでも話題。先日行われた『第37回モスクワ国際映画祭』では最優秀アジア映画賞を受賞している。

映画『きみはいい子』© 2015「きみはいい子」製作委員会
映画『きみはいい子』© 2015「きみはいい子」製作委員会

新米教師・岡野役を演じた高良は「(過去の出演作品で多かった)殺すとか殺されるとか死ぬとか、もういいかな、と。こういう普通の役ができてうれしいです」と自身が演じた役を笑顔で振り返り、「生徒役の子どもたちとけっこう仲良くなりました。どんどん距離が近づいてきて、プライベートなこともたくさん話したので、この子たちが記者だったら大変だな、と思いながら話してました」と、撮影の現場の雰囲気の良さをうかがわせた。

そんな主役に対し、「こんなにイケメンなのに、腰が低くて純朴な素敵な方ですね。この本を読んだ時に、岡野匡の”どこにでもいる等身大の青年の、めちゃくちゃ微妙な成長”を見せられるのは彼しかいないと思いました」と呉美保監督。実は、高良健吾が19歳の頃に海外でたまたま一緒に食事をする機会があり、それからお互いに追いかけていたというまさに”相思相愛”の間柄だったそうで、先述の子どもたちとの雰囲気づくりも「すべて高良さんにお任せでした」(呉美保監督)と、絶大な信頼を置いていた模様。

終始和やかな雰囲気のまま進行したが、立ち見が出るほど多くの人が集まった舞台挨拶。「聞くところによるとわずか3分で完売したとか。恐るべし高良健吾さん」と、呉監督は高良の人気の高さに改めて驚いていた。

取材・文・写真/上地智

映画『きみはいい子』

2015年6月27日(土)公開
監督:呉美保
出演:高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴、ほか
配給:アークエンタテインメント
2時間01分
テアトル梅田ほかで上映

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