『Meets』編集部の余談。

捨てられないスニーカー。 7足目

2020.6.22 16:00

カテゴリ:ファッション

ライター・ロマンさん と 
「CONVERSE」のジャックパーセル

1935年に誕生した、コンバースを代表するアイコンのひとつ「ジャックパーセル」。バドミトンブレーヤーが開発に参加した。ヒールラベルの“ヒゲ”、トゥ部分の“スマイル”と呼ばれるデザイン面もお馴染み。現行品ではキャンバス素材がピンクの商品は販売しているが、スエードはレア。海外生産ではないかと思われる。

僕の地元の高円寺は古着の街だったので、中学生の頃から古着屋に通い出しました。
ショップのスタッフさんや常連客のお兄さんからすればちびっ子だったので、
可愛がってもらえて、服や靴をくれたりしてたんです。
その中のひとつが、コンバースの黒のチャックテイラーで、それが初めてのコンバースとの出合いです。
「カッコイイ!」と衝撃を受けて、以来、31歳の今までコンバースをはき続けてます。
常に2足以上は持っていますね。

「180cm85kgの体格に対して、足が26.5cmと小さいんです。ジャストサイズのスニーカーだとバランスが悪くなるし、コンバースはシューレースをキュンキュンに縛って履くのが格好いいなと思うので、いつも29~30cmを買います」とロマンさん。欲しいサイズが売ってるお店は限られるそうで、海外に行った友人に頼んだり、海外サイトで探したりすることが多いそうだ。

スニーカーはギアとして扱っているので、履き潰しては捨てて
新しいのを買って履き潰して、を繰り返してます。
ミニマリストだからモノを少なくしたいので、服にしろ靴にしろ、
登場回数の少ないモノは友達にあげたり捨てちゃったりすることが多いですね。
ところが、今回紹介するピンクスエードのジャックパーセルだけはちょっと別。
モノとしてはすごく気に入っているんだけど、
オレンジが基調のワードローブになかなか合わせづらいし、
2カ月に1度くらいしか履かないし……。
いつもの僕なら捨てたりあげちゃったりしそうなんだけど、
どうしても捨てられないんです。
買ったお店も思い出深いからかな?

このスニーカーは、4年前に神戸の[柿本商店]で買いました。
東京に住んでた頃から、「神戸にコンバースの聖地があるらしい」と聞いていたので、
4年前に大阪へ引っ越してきてから、念願叶って訪れることが出来ました。
薄暗い高架下を進んだ先に、珍しいコンバースが山積みになってる風景は、
海外の露店のようで、その雰囲気にも圧倒されましたね。
僕にとってジャストサイズの29~30cmのアイテムもいろいろ揃っているから、
買い換え時期が近づいたら定期的に通ってます。
通ううちに店主の柿本さんとも親しくなって、僕の足に合うソールに変えてくれたり、
「兄ちゃんこういうの好きちゃう?」とレアなスニーカーをくれたりと、
昔通っていた古着屋のようなやりとりがいいんですよね。
柿本さんのお店で買ったという思い出も、捨てられない理由のひとつかもしれません。

現在所有しているコンバースは4足。左端から、[柿本商店]で購入したというメイドインUSAの「CT70」。ファイヤーパターンのチャックテイラーは、ロマンさんのテーマカラーであるオレンジが映える海外限定モデル。右端の黒いハイカットは、60年代のチャックテイラーを日本の技術で復刻させた「コンバース・アディクト」のビームス別注モデル。現在は、数年前に発売されたスケルトン・モデルを狙っているそう。

ロマン
編集者・ライター。京都生まれ、東京・高円寺育ち。東京の出版社勤務経て、4年前にノリで大阪に移住。雑誌、WEB、広告、イベント……と、媒体に関係なく「オモロければやる」が、ワークスタイル。雑誌と街、酒場と銭湯が好き。

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MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

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