日本縦断! OMOろい旅 in 熊本市【OMO by 星野リゾート×Meets】[PR]

22時間前

街歩きの拠点OMOベースとつながる凸凹テラス

(写真30枚)

“テンションあがる「街ナカ」ホテル”でお馴染み「OMO by 星野リゾート」と雑誌『Meets Regional』がタッグを組み、ディープな街情報をお届け。今回は熊本へ!


OMOレンジャー 八尾建樹さん 開業時から在籍する名物スタッフ。街からの信頼も厚く、大阪出身らしい(!?)流暢なトークと気さくな人柄でゲストを和ませる。

案内人:OMOレンジャー 八尾建樹さん
開業時から在籍する名物スタッフ。街からの信頼も厚く、大阪出身らしい(!?)流暢なトークと気さくな人柄でゲストを和ませる。


新しいものを全力で楽しむ“わさもん”魂が根付く街。

バスから降り、目の前に現れた熊本城の堂々たる姿に思わず見入る。今と昔が交差するメインストリートの通町筋沿いに立つのが、今回の旅の舞台となる「OMO5熊本 by 星野リゾート」。コンセプトは「わさラッシュ!城下マチ」。周辺は、熊本の方言で新しいもの好きを意味する“わさもん”たちが常に新しくて楽しいものを面白がり、新店も次々と生まれる勢いのある街だ。

緑溢れる熊本城は、「森の都」と呼ばれる街のシンボル。2016年の熊本地震で甚大な被害を受け復旧工事中だが、特別公開ルートで天守閣や石垣を見学できる。
緑溢れる熊本城は、「森の都」と呼ばれる街のシンボル。2016年の熊本地震で甚大な被害を受け復旧工事中だが、特別公開ルートで天守閣や石垣を見学できる。

夕方にスタートする散策ツアー「城下マチさるく」では、そんな人や街の気質をたっぷり体感できる。街を愛するスタッフ・OMOレンジャーの案内で、歴史ある上通アーケードや注目店続々の上乃裏通りを散策。中でも印象的だったのは、グルメもファッションもカルチャーも、新顔だけでなく老舗にも活気があり、その両方を街の人が大切にしていること。

時代のいいものを自分流に解釈して昇華させる、そんな“わさもん”の魂をOMOレンジャーの八尾さんは「白い炎」と表現。街ナカでもホテルでも静かに燃える美学に触れて、胸の奥をじんわりと熱くさせられた。


熊本城下の街並みを独り占め。
OMO5熊本 by 星野リゾート

OMO5熊本 by 星野リゾート
OMO5熊本 by 星野リゾート

2024年度グッドデザイン賞を受賞した空間も見事。街に張り出した凸凹テラスは、小高い山に段々状に築かれた熊本城をイメージしたデコボコの形状がユニーク。夜には「むしゃんよか 熊本城Night」が開催され、オリジナルカクテルセットや生演奏と共に熊本城のライトアップを堪能できる。

毎朝開催の「かたらんね! 熊本お城ばなし」は熊本城観光の前にマスト
毎朝開催の「かたらんね! 熊本お城ばなし」は熊本城観光の前にマスト

徒歩圏内のお薦めスポットが載った「ご近所マップ」にも注目。幅約4m×高さ約3mと全国各地にある「OMO」の中でも最大級で、街の熱量が伝わる。

「えんたくルーム」のベッドの間に備わる円卓のようなテーブルは、旅の作戦会議を立てるのに最適
「えんたくルーム」のベッドの間に備わる円卓のようなテーブルは、旅の作戦会議を立てるのに最適
OMOカフェ&バルの朝食セットより、熊本の郷土料理・からし蓮根から着想を得た「ホワイトシチューのキューブトースト れんこんマスタード」。ほのかな辛みで目覚めをシャキッと
OMOカフェ&バルの朝食セットより、熊本の郷土料理・からし蓮根から着想を得た「ホワイトシチューのキューブトースト れんこんマスタード」。ほのかな辛みで目覚めをシャキッと
熊本をとことん楽しむならお任せを! 旅の作戦を一緒にお練りします
熊本をとことん楽しむならお任せを! 旅の作戦を一緒にお練りします

本物を極める、唯一無二の酒場。
和酒場いやさか

本日の馬刺し1人前2,300円(写真は3人前)には、こちらの定番、埼玉[神亀酒造]の『神亀』燗酒を。岩元さんは以前、藤崎八旛宮例大祭にて馬を扱う「口取頭」を務めていたこともあり牧場との親交も深く、地元でも希少な部位が揃う
本日の馬刺し1人前2,300円(写真は3人前)には、こちらの定番、埼玉[神亀酒造]の『神亀』燗酒を。岩元さんは以前、藤崎八旛宮例大祭にて馬を扱う「口取頭」を務めていたこともあり牧場との親交も深く、地元でも希少な部位が揃う

バーテンダー出身で、唎酒師でもある店主・岩元眞一さんが営む隠れ酒場。日本酒のエンターテイナーとの異名を持ち、ラインアップ然り、「蔵元が真剣に醸した本物のお酒を置く以上、料理も本気で挑むのが礼儀」と熊本名物である鮮度抜群の馬刺しを筆頭に、悶絶級の魚介や旬食材の料理が登場。

和酒場いやさか
和酒場いやさか
最後の一滴まで飲み干したい滋味深過ぎる広島湯牡蠣1,580円
最後の一滴まで飲み干したい滋味深過ぎる広島湯牡蠣1,580円

“本当においしいものを求める大人にだけ来てほしい”と、食事のみはNGで基本一見さんもお断り。気になる人は「OMO5熊本」に宿泊の上、八尾さんに相談を!

まさにエンターテイナー!日本酒、馬刺し、海の幸…他にはない体験の連続です
まさにエンターテイナー!日本酒、馬刺し、海の幸…他にはない体験の連続です

みんなが集う、街の縁側。
OMOKEN PARK(オモケンパーク)

上通アーケード内のビルの谷間に、青空を見上げる不思議な空間がぽつんと一軒。仲睦まじいスタッフのみなさん(左がマネージャー・中山ちひろさん)
上通アーケード内のビルの谷間に、青空を見上げる不思議な空間がぽつんと一軒。仲睦まじいスタッフのみなさん(左がマネージャー・中山ちひろさん)

ご近所アクティビティ「城下マチさるく」でも必ず立ち寄るスポット。熊本地震で被災したビル跡地に誕生した日本初のソーシャルデザインパークで、さまざまなイベントやプロジェクトを通じて、街の未来や暮らしを共に描く。

建物奥の中庭からつながる屋上テラス
建物奥の中庭からつながる屋上テラス
夏限定のブルーベリーのレアチーズ ケーキ650円、香り高い水出しアイスコーヒー550円
夏限定のブルーベリーのレアチーズ ケーキ650円、香り高い水出しアイスコーヒー550円

街のみんながふらり訪れる憩いの場でもあり、この日もカフェで提供するスペシャルティコーヒーでくつろぐ街のキーマンに多数遭遇! 中庭の井戸の汲み上げポン プや阿蘇から運んできた木々など、熊本の風土も感じられる。

「熊本人の素敵さを一番感じられるスポット。いつも誰かに出会えます」(八尾さん)

OMOKEN PARK(オモケンパーク)
住所:熊本市中央区上通町7-7-1
電話:096-288-0230
11:00~18:00閉店(金・土曜~19:00閉店)
火曜休
i@omokenpark

熊本人の素敵さを一番感じられるスポット。いつも誰かに出会えます
熊本人の素敵さを一番感じられるスポット。いつも誰かに出会えます

\さらに!/OMOろい熊本。

清らかな水が流れる熊本は、酒と食のパラダイスだった。

熊本といえば、阿蘇山から湧き出る清らかな地下水に恵まれた「水の国」。そして球磨焼酎や日本酒をはじめ、ビール、ワイン、ウイスキー、ジン…と、多彩な酒の産地でもある。街で酒を楽しむ文化も根付き、総務省の最新家計調査によると熊本市民の「外食での飲酒代」が全国トップ。それを裏付けるように周辺には個性溢れる酒場が密集。店選びをサポートしてくれるOMOレンジャーにも導かれ、気付けば、酒と食を巡る旅になっていた。

実際に歩いてみて気になったのが、小さな店が増えている上通周辺や上乃裏エリア。県外や海外で活躍した店主がUターンやIターンで開いた店が多く、どの店主も根底にあるのが魅力的な熊本の食材への思い。軽やかに飲めるバーから腰を据えて味わいたい隠れ家まで、お酒を引き立てる地元食材を生かした料理の妙にも魅了された。店主や地元客のおおらかさにも癒やされ、酒と共に会話も弾む。暮らすように泊まれる「OMO」だからこそ不思議と心も体もゆるみ、旅の記憶が深い余韻として残っている。


自然を慈しむ、ワインと料理。
ワイン食堂 トキワ

夏は火照った体を潤す、涼やかな一品から。天草のワタリガニの甲羅から抽出したエキスとカツオダシが澄み渡る冷製茶碗蒸し
夏は火照った体を潤す、涼やかな一品から。天草のワタリガニの甲羅から抽出したエキスとカツオダシが澄み渡る冷製茶碗蒸し

「シェフの味が恋しくて…」。関西から目指す人が多い理由は、店主・他谷憲司さんは惜しまれつつ閉店した大阪のナチュラルワインの草分け的存在「Bistro a vin DAIGAKU」の元シェフゆえ。

ワイン愛深い他谷シェフ。コースは季節の前菜3~4皿、肉料理、パスタまで楽しめて5,280円
ワイン愛深い他谷シェフ。コースは季節の前菜3~4皿、肉料理、パスタまで楽しめて5,280円

2016年に奥様の故郷である熊本へ。14席の空間で、ナチュラルワインに合わせた料理をコースで提案。食材は熊本県産を中心に、ワインと同じく環境に配慮された生産者の思いや哲学に共感したものを。新天地でより自由に研ぎ澄まされた感性が、旅の夜を彩る。事前予約制。

「料理もワインもどれも絶品!シェフと会話できるカウンターでぜひ」(八尾さん)

グラスワイン990円~。国内外からセレクトし、ご近所のワインショップ[Qurto]が[熊本ワイナリー]に特注した地元産も
グラスワイン990円~。国内外からセレクトし、ご近所のワインショップ「Qurto」が「熊本ワイナリー」に特注した地元産も
卵黄と小麦粉だけで練り上げた手打ち細麺「タヤリン」に、熊本・菊池市の放牧豚「走る豚」が軸の日替わりソースが絡み合う
卵黄と小麦粉だけで練り上げた手打ち細麺「タヤリン」に、熊本・菊池市の放牧豚「走る豚」が軸の日替わりソースが絡み合う

チェックイン前の口開けにも。
8-otto-(オットー)

ホテルのバー、ワインショップ、地元の名酒場を経て自店を構えた八ツ波紘季さん。2020年にオープン
ホテルのバー、ワインショップ、地元の名酒場を経て自店を構えた八ツ波紘季さん。2020年にオープン

熊本ではまだ珍しい昼からグラスを傾けられるナチュラルワインバー。中央に大きなテーブルをひとつだけ設けた空間や、あえてメニューを置かないのは、「居合わせたお客様同士の交流や、好みや気分に合うワインを僕との会話の中から見つける楽しみを味わってほしい」との思いから。

「南関そうめん」の昆布香る新タマネギソースは、島原「エタリの魚醤」が隠し味
「南関そうめん」の昆布香る新タマネギソースは、島原「エタリの魚醤」が隠し味
グラスワインは全て1,000円or1,500円。日替わりの料理は500〜600円台
グラスワインは全て1,000円or1,500円。日替わりの料理は500〜600円台

料理は、メインで揃える日本ワインに合うようダシを効かせ、日替わりで5〜6種類。ノンアルコールも用意。大通り沿いの街の雑踏も、心地よいBGMに変わる。

「飲める人も、飲めない人も、楽しい貴重なワインバーです」(八尾さん)


球磨焼酎の奥深さを知る。
球磨焼酎バー 69spirits

球磨焼酎バー 69spirits

米を原料にした人吉・球磨地方で造られる球磨焼酎の専門バー。「お薦めで、はご勘弁を。どれも蔵元が天塩にかけた子ども同然。全部お薦めだから選べない」。球磨焼酎特使でもある星原克也さんの熱い眼差しに一瞬身構えるも、「焼酎は自由に楽しむもの。こんなのが飲みたいと気軽に伝えてくれれば」との言葉に安堵。

長年、新聞記者をしていた星原さん
長年、新聞記者をしていた星原さん
球磨焼酎の新しい楽しみ方、燗ロック700円〜。ガラと呼ばれる人吉地方の昔ながらの酒器で燗をしたものを氷に注ぎ、飲むたびに風味が刻々と変化する
球磨焼酎の新しい楽しみ方、燗ロック700円〜。ガラと呼ばれる人吉地方の昔ながらの酒器で燗をしたものを氷に注ぎ、飲むたびに風味が刻々と変化する

27蔵・約200銘柄の味わい方は、無限大。フードは持ち込み自由。基本は紹介制のため「ミーツを見た」と伝えて訪問を。

「球磨焼酎のことなら、この人!聞けば聞くほど、沼にハマります」(八尾さん)

製法違いの3種飲み比べ990円 〜。チャージ800円
製法違いの3種飲み比べ990円 〜。チャージ800円

世界が注目する、魅惑のバー。
夜香木(やこうぼく)

10種前後あるカクテルの中から店名を冠した「Yakoboku」1,900円。夜香木が放つジャスミンやアップル、ハチミツのような香りをジンベースで再現
10種前後あるカクテルの中から店名を冠した「Yakoboku」1,900円。夜香木が放つジャスミンやアップル、ハチミツのような香りをジンベースで再現

夜にだけ花を咲かせ、芳醇な香りで虫を誘う「夜香木」。その神秘さをバーに集う大人に重ねたのが、熊本出身で世界が注目するバーテンダー・木場進哉さん。

柔和な人柄も魅力の木場さん
柔和な人柄も魅力の木場さん
店内奥の柱には、国内外で活躍する名だたるバーテンダーのサインが
店内奥の柱には、国内外で活躍する名だたるバーテンダーのサインが

東京やシンガポールで活躍する中で「熊本でしか再現できない一杯を」と“香り”をテーマに地元の焼酎や果物、ハーブなどを使ったドラマティックなカクテルを考案。「若い人のバーへの敷居を下げたい」とチャージ料なしで、ノンアルのモクテルも用意。誰もがうっとりする世界が広がる。

「旅の目的地にする人も多い熊本が世界に誇る、香りの魔術師」(八尾さん)

取材・文/川嶋亜樹 写真/山元裕人
提供:星野リゾート

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