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保護猫4匹+5人家族の人気ツイート 注目される理由は「辛いことはネタで投下、笑いに成仏させる」!?

2021年12月13日 10:00 AM

カテゴリ:動物

猫と家族の日常がツイッターで大人気(提供:なみそさん)

4匹の保護猫、3人の子ども、そして夫との日常をツイッターに投稿している「なみそ(@omochi_nam01)」さん。ツイートは「めちゃくちゃ可愛い…癒し…」「(猫たちが)お子さんの事大好きすぎる気持ちが伝わりまくりです!」「ヒトもネコも楽しさイッパイ」と大人気。フォロワー数は10.7万人を超えています。


「Twitterを始めた頃は、食べ物や行った場所のツイートばかりでした。でも子どもが生まれ、猫がどんどん新しい家族として仲間入りしたことで、毎日ネタが溢れるようになり、今のようなツイートになりました」と振り返るなみそさん。

切り絵は新作が続々生まれています(提供:なみそさん)

特に印象に残っているのは、当時小学1年生だった長男KENくんの切り絵を紹介した2月のツイートだと言います。迷いのない線と大胆な色使いのセンス抜群の切り絵は世界中から「素晴らしい!!!」「アーティストの現代アート作品のようです」と28.4万以上の“いいね”がつく大反響がありました。切り絵をもとにグッズが作られ、売り上げの一部は猫の保護団体に寄付しています。また、8月には大阪で初個展、12月は地元福岡で原画展が開催されました。


「全ては、切り絵のツイートから始まったなーと思います! Twitterってすごい!!!!」(なみそさん)


猫は「しつこくしすぎない」「名前で叱ってはいけない」

猫たちは、子どもたちが大好きです(提供:なみそさん)


なみそさんのツイートで、猫と子どもの距離が近いことに多くの人が癒されています。4匹の猫は1匹残らず子どもたちが大好き。猫たちは子どもの手の届く場所にいることが多く、宿題や切り絵をするのを見守ったり、一緒にお昼寝したり、ランドセルの中や体操服の上などの匂いがある場所でくつろいだりしています。構われたくないタイプの猫も多いのに、猫に好かれるコツがあるのでしょうか。


「猫と接する時は、しつこくし過ぎない様にしています。擦り寄ってきてくれた子は、抱っこして撫でて、全力で吸う。1人でゆっくりしてる子には、ほんのり触る位で邪魔しないようにしています。」


「子どもたちには『名前で叱ってはいけない』というのは教えました。名前で叱ると、次に名前を呼んだ時に『あっ、怒られる?!』と猫が勘違いしちゃう、と聞いたことがあるので…。叱る時は『痛い!』とか『ダメだよ』とか、名前以外の違う言葉を選んで叱ってね~とみんなに言っています。」


趣味は「猫や子どもの写真を撮りまくって、Twitterにアップすること」

おにぎりくんもスムーズに家族の一員になりました(提供:なみそさん)


約1年の間に何度もツイートが話題になり、KENくんの切り絵も多くの人に知られました。また、足に大ケガを負ったおにぎりくんの里親になり猫も4匹の大家族に。ニュースやテレビに何度も取り上げられて、書籍出版まで。


「きっと今私は実感こそはあまりないものの、とてつもない渦中にいると思います(笑)。この1年は本当に未知の世界ばかりを体験させていただいて、驚きつつも全てが新鮮で楽しいです! これからも毎日、血眼になってネタ探しをして、家族みんなで楽しんでいこうと思っております!」

次男くんは、レトロ扇風機好きとしても知られています。なみそさんの子供の好きを摘まない子育ても話題に(提供:なみそさん)


仕事に家事に子育て、さらにツイートする日々は相当忙しいのではないでしょうか。ストレスも溜まるのでは?


「私のストレス発散方法は、Twitterです(笑)。こんなご時世なので、会わなくても気楽に楽しくやり取りができるTwitterが大好きで、俗に言うツイ廃状態です。『どんなに辛いことがあってもTwitterにネタとして投下して、笑いに変えて成仏させる』という特殊なストレス発散方法を持っているので、特に大きなストレスは溜まりません(笑)」


「あと私は一日中ラジオを聴いているのですが、ラジオにメールを送ったり、大喜利に参加したりして、ストレス発散をしています!」


初めての書籍も、いつも通りの日常の中から


すぐ近くにいつも猫がいる生活をたっぷりの写真と共に綴ったフォトエッセイ「今日も猫だまり」が発売されると、早速ファンから「買いました!」「猫のほっこりする写真とイラスト盛りだくさんばい!わーい」などの報告ツイートが投稿されています。初めての書籍に「最初はうまくいくのかと弱気でした。でも、出版社の担当者さんがわかりやすく説明してくださって不安なく進められました」と話します。


 なみそさんはツイッターもメールのやり取りも全てスマホ(iPhone)でしています。そのため、子どもたちはスマホをのぞいて「あっ、本屋さんとメールしとんのやね」「いい写真撮れたん? コメント、いいの思いついたん?」と聞いてくるくらいで、書籍制作中もいつも通りの日々だったそう。


「完成系が手元に届いた時は、一瞬だけホッとしましたね~! 『でも本番はこれから!!今からガッツリみんなに興味を持ってもらうために頑張らねば!!』という精神になったので、やっと一息つけたのは、1週間位経った頃です」と笑います。


そしていつもツイッターで応援してくれる人に、
「私はTwitterでいつもリプライをくださるお方は、殆ど覚えております! たとえアイコンが変わっても名前や文章の癖でわかるくらい(笑)。それ位、大好きですし、とっても大切です! 皆さんが沢山優しいお声をかけてくださるので、私も気付いたらフランクにリプライを返すようになりました。会った事ない人が殆どですが、これからも我が家を愛でてもらえると嬉しいです!」とコメントしてくれました。

書籍「今日も猫だまり」(なみそ著)(提供:なみそさん)

12月1日に発売されたフォトエッセイ「今日も猫だまり」は、ひだまりのように温かい猫たちと、ナチュラルに猫に接する子どもたちの写真が満載です。見終わった後は、きっとほっこり温かい気持ちになれるはず。KENくんの切り絵ギャラリーもあります。

■書籍「今日も猫だまり」(Amazon) https://www.amazon.co.jp/dp/4046809795

■【 NEKO KEN × place des Arts. 】(長男KENくんの切り絵グッズ) http://do-art.jp/neko_ken/

取材・文/太田 浩子


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