綾瀬はるか「“必死のパッチ”で頑張ってます」かすれ声で大阪弁披露、子ども記者に長セリフの暗記術も伝授

2時間前

映画『ファーストボイス』の舞台挨拶に登場した綾瀬はるか(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)

(写真10枚)

俳優の綾瀬はるかが9月23日、「大阪ステーションシティシネマ」(大阪市北区)でおこなわれた、映画『ファーストボイス』(10月2日公開)の先行上映舞台あいさつに登壇。かすれ声ながら大阪弁を披露し、会場を沸かせたほか、子ども記者からの質問にも笑顔で答えた。

同作は、困っている人を放っておけず、もうからない案件ばかりを引き受けてしまうお人よし弁護士(綾瀬)が、会社と上司を相手に提訴したいと相談に訪れた女性・恵(ファーストサマーウイカ)と出会い、社会の理不尽に立ち向かっていく痛快リーガルエンターテインメント。

バブル経済絶頂期の1989年に実際に起きた日本初のハラスメント裁判に着想を得た物語で、綾瀬は3人の子どもを育てながら、仕事と育児に奮闘する弁護士・朝日美智子を演じた。

映画『ファーストボイス』の舞台挨拶に登場した(左から)綾瀬はるか、前田哲監督(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)
映画『ファーストボイス』の舞台挨拶に登場した(左から)綾瀬はるか、前田哲監督(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)

■ 前田監督仕込みの大阪弁で「まいど~!」

綾瀬は登場するなり「みなさん、まいど~!」とあいさつ。普段とは違うかすれ声に会場からどよめきが起こると、「今日はちょっと声が変なんですけど、必死のパッチで頑張ってます。みんな、楽しんでいってな」と呼びかけ、大阪出身の前田哲監督から“仕込まれた”という大阪弁で、会場を和ませた。

映画『ファーストボイス』の舞台挨拶に登場した綾瀬はるか(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)
映画『ファーストボイス』の舞台挨拶に登場した綾瀬はるか(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)

綾瀬演じる朝日は、福岡に実在する2人の弁護士がモデル。前田監督が撮影前に2人から当時の話を聞き、それぞれのキャラクターを「朝日」という1人の人物に集約したという。

実際に福岡で2人と対面したという綾瀬は、「『こういう強い信念を持った先生たちだからこそ、成し遂げられたんだな』と感じて、ファンになりました」と笑顔を見せた。

映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で撮影を振り返る綾瀬はるか、前田哲監督(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)
映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で撮影を振り返る綾瀬はるか、前田哲監督(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)

撮影現場では、弁護団を演じた女性キャストたちが「女子高のようにずっとおしゃべりをしていた」といい、綾瀬も「監督に『集中してくださ~い』って何度も言われました」と照れ笑い。

そんな和気あいあいとした現場だったが、本番になると一変。前田監督は「急に人格が変わったように切り替わる。そのギャップがすごい」と、綾瀬の集中力を絶賛した。

特にクライマックスの長尺の最終弁論シーンは、「完璧にワンカットで撮れるくらい感情も入った芝居ができていて、キャストやスタッフも涙を浮かべるほど心を打たれて感動していました」と振り返った。

映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で撮影を振り返る前田哲監督(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)
映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で撮影を振り返る前田哲監督(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)

■ 子ども記者からの質問に笑顔で回答

この日は、3人の子どもを育てながら仕事と育児に奮闘する朝日にちなみ、日々忙しく過ごす働くママやパパにも映画を楽しんでもらおうと、子連れ歓迎上映会を開催。

さらに、劇中でウイカ演じる恵が記者として活躍することから、“ファーストチャレンジ”として、客席の子ども記者が綾瀬と前田監督にインタビューした。

映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で子ども記者の質問に答える綾瀬はるか(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)
映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で子ども記者の質問に答える綾瀬はるか(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)

■ 長セリフ攻略法は「覚えて寝る」の脳内すり込み方式

小さな女の子から「難しそうな長いセリフはどうやって覚えましたか?」と聞かれると、綾瀬は「1週間前くらいから『覚えて寝る、覚えて寝る』という脳への“すり込み方式”で、少しずつ声に出して繰り返し覚えています」と回答。子どもたちにも役立ちそうな“勉強のコツ”を伝授した。

また、「一番難しかった場面はどこですか?」との質問には、「裁判のシーンは緊張感もあり、何日もかけて撮影したので、集中力を保つのが大変でした」と回想。

映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で「レッツ・ビギン」ポーズについて解説する綾瀬はるか(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)
映画『ファーストボイス』の舞台挨拶で「レッツ・ビギン」ポーズについて解説する綾瀬はるか(9月23日・大阪ステーションシティシネマ)

劇中に登場する、顔の近くで人さし指を立てる「レッツ・ビギン」のポーズも難しかったといい、「意外に監督が手の位置の高さにこだわりがあって。『もっと上』とか『もっと顔に寄せて』とか」と明かし、会場の笑いを誘っていた。

映画『ファーストボイス』は10月2日から全国公開される。

取材・文・撮影/西部マキコ

映画『ファーストボイス』

2026年10月2日(金)公開

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