100年の歴史を継承!「平岡珈琲店」が新たな地でオープン、看板ドーナツはそのまま…人気プリンも復活

2時間前

「平岡珈琲店」外観(Lmaga.jp撮影)

(写真12枚)

昨年12月28日に幕を閉じた大阪・本町の老舗喫茶店「平岡珈琲店」(大阪市中央区)が、今夏に新たな地で再オープンした。一度閉店を迎え、間借り営業を経て待望の実店舗を構えることに。オープンしてからの近況を店主に聞いた。

■ 待望の実店舗オープン!場所は?

大正時代から続く「平岡珈琲店」。約100年にわたりオフィス街で愛されてきたが、2018年の大阪府北部地震の影響で入居していたビルが損傷し、隣接するビルの建て替え工事のため退去せねばならず、一度閉店することとなった。

「平岡珈琲店」四代目店主・たむさん(Lmaga.jp撮影)
「平岡珈琲店」四代目店主・たむさん(Lmaga.jp撮影)

その後、先代から店を受け継いだ新たな店主・たむさんが、本町にある「カフェ周」で今年の1月〜6月頃まで間借り営業を実施。昔から通っている常連客をはじめ新規客も訪れていたが、間借りということもあり、提供するメニュー数は限定していたという。

北浜にあった頃の「平岡珈琲店」調度品も店内に(Lmaga.jp撮影)
北浜にあった頃の「平岡珈琲店」調度品も店内に(Lmaga.jp撮影)
北浜時代の「平岡珈琲店」にあった時計(Lmaga.jp撮影)
北浜時代の「平岡珈琲店」にあった時計(Lmaga.jp撮影)

以前「実店舗をオープンする際は、縁や繋がりのある場所でできたら」と話していた店主。新店舗の場所は昔からの知人が教えてくれたそうで、堺筋本町駅から徒歩すぐの立地だ。「喫茶店の居抜きで場所を探していましたが、前の店舗からも遠すぎず、広すぎず、狭すぎず。建物の老朽化で喫茶点の居抜き物件が少ないなか、ちょうど良い物件を教えてもらえました」と笑顔を見せた。

「平岡珈琲店」店内(Lmaga.jp撮影)
「平岡珈琲店」店内(Lmaga.jp撮影)

店内には以前の店舗で使われていた時計をはじめ、調度品なども飾られ、以前の店内と近い雰囲気を再現している。現在は新規客も多いそうで、取材当日も「四国から旅行で来ました。元々コーヒーが大好きで、ずっと気になっていた場所にやっと来られました。コーヒーも飲んでみたかったので嬉しいです」と喜ぶ若い男性客の姿があった。

■ 間借り時代よりメニュー増加&復活

間借り時代に7種に限定していたメニューも、移転先では拡充。看板商品の「百年ドーナツ」(280円)は変わらずラインアップされている。「手作り感のあるあたたかみは残しつつ、さらにふわっとサクッとさせたい」という思いから、レシピに少し牛乳を加えるなど、たむさん流のアレンジも加わった。さらに、たむさん考案の「プリン」や「カラメルミルクプリン」(ともに550円)が定番になり、人気の「ミックスジュース」(650円)も復活している。

左から「平岡珈琲店」の百年珈琲(600円)、揚げドーナツ(280円)
左から「平岡珈琲店」の百年珈琲(600円)、揚げドーナツ(280円)

また、オフィス街ということもあり、「昼休憩だけでなく、仕事終わりにも会社員の方が来やすいように」と営業時間も変更。11時~19時までと、開始も終了も1時間ほど遅めに設定したという。

左から、「平岡珈琲店」のミックスジュース(650円)、喫茶店のプリン(550円)も人気(Lmaga.jp撮影)
左から、「平岡珈琲店」のミックスジュース(650円)、喫茶店のプリン(550円)も人気(Lmaga.jp撮影)

「縁や繋がりのある場所でできたら」と言っていた店主のたむさん。今後は自分の店でやりたいことがあるそうで、「ギャラリースペースとして絵を飾ったり、作家さんにも使ってほしい。あとワークショップや、店頭で弁当屋さんの商品販売とか、もちろん間借りもオッケーです。挑戦したい人の自由な空間になったら嬉しいです」と思いを語った。

ボイリング法で抽出する「平岡珈琲店」のコーヒー(Lmaga.jp撮影)
ボイリング法で抽出する「平岡珈琲店」のコーヒー(Lmaga.jp撮影)

「平岡珈琲店」(大阪市中央区備後町1-6-7)の営業は11時〜19時(18時30分L.O.)、金・土曜休。

「平岡珈琲店」四代目店主・たむさん(Lmaga.jp撮影)
「平岡珈琲店」四代目店主・たむさん(Lmaga.jp撮影)

取材・文・写真/Lmaga.jp編集室

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