車内はもはや大宴会! 大阪モノレール初の「焼酎列車」が盛況、大量の氷と炭酸水で“ソーダ割りし放題”

1時間前

大阪モノレール『焼酎列車』にて、4両目のみなさん(8月29日)

(写真16枚)

宮崎の本格焼酎を飲み比べながら、大阪モノレールを約2時間かけて走行する『焼酎列車』が8月29日、開催された。定員124人のチケットは完売。参加者たちは、宮崎の蔵元や焼酎の楽しみ方を教えるゲストと交流しながら、車内で思い思いに焼酎を楽しんだ。

■「宮崎焼酎を気軽に」と企画、出発前から宴会ムード

全国各地の「酒」にフォーカスした貸切列車が人気企画となっている「大阪モノレール」。これまで『日本酒列車』『泡盛列車』などを実施してきたが、『焼酎列車』の運行は今回が初めてだという。主催の宮崎県大阪事務所は、「宮崎焼酎を気軽に味わってもらい、自分のお気に入りを見つけてほしい」という思いを話していた。

大阪モノレール『焼酎列車』に合わせ、万博記念公園駅の駅構内では「宮崎観光・物産フェア」を実施(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』に合わせ、万博記念公園駅の駅構内では「宮崎観光・物産フェア」を実施(8月29日)

運行経路は、11時46分に万博記念公園駅を発車し、門真市駅、大阪空港駅を経由して、13時39分に再び万博記念公園駅に戻るというもの。駅のコンコースでは「宮崎観光・物産フェア」が実施されており、缶チューハイやおつまみを購入した参加者が、出発前の11時頃から駅構内に設けられたテーブルやイスで楽しむ姿がちらほら。乗車前から宴会ムードが漂っていた。

大阪モノレール『焼酎列車』に乗り込んでいく参加者たち(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』に乗り込んでいく参加者たち(8月29日)

早くもゴキゲンな参加者はそれぞれ4両編成の列車に乗り込み、万博記念公園駅を出発。向かい合わせのロングシートの間に大きなテーブルが設けられ、その上には宮崎の蔵元3社(霧島・雲海・神楽)の焼酎がずらり。炭酸水のほか、1人1つずつボックス氷、マドラーが配られる光景は、ソーダ割りやお湯割りが人気の焼酎ならではだ。

宮崎を代表する蔵元3社「霧島」「雲海」「神楽」の定番・人気銘柄を各2種類計6銘柄と、へべす果汁などがずらり(8月29日)
宮崎を代表する蔵元3社「霧島」「雲海」「神楽」の定番・人気銘柄を各2種類計6銘柄と、へべす果汁などがずらり(8月29日)

■ 宮崎の特製弁当をアテに…蔵元とも交流

「乾杯!」の合図とともに、参加者には次々と焼酎が注がれていく。車内には、心斎橋にある「本格焼酎酒場一歩」店主・西條歩美さん、宮崎焼酎のおいしい飲み方を提案・普及する「ニシタチソーダワリラボ」の大下マサフミさん、宮崎の蔵元3社のスタッフが乗車。各焼酎の特徴を紹介しながら、さまざまな飲み方を伝授し、参加者は飲みながらも真剣な表情で聞き入っていた。

大阪モノレール『焼酎列車』にて、「本格焼酎酒場一歩」の店主・西條歩美さん。「お湯割りは75度のお湯入れてから焼酎を注ぐのがおいしいポイント」と西條さん(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』にて、 「本格焼酎酒場一歩」の店主・西條歩美さん。「お湯割りは75度のお湯入れてから焼酎を注ぐのがおいしいポイント」と話していた(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』にて、「霧島酒造」のスタッフが参加者とコミュニケーション(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』にて、「霧島酒造」のスタッフが参加者とコミュニケーション(8月29日)

車内には、焼酎だけでなく、この日限りの特別弁当「ひなた弁当」も登場。チキン南蛮や鶏の炭火焼といった宮崎の定番料理に加え、都城市製造の「ニンニクかつお味噌」を使ったもろきゅう、日向黒皮かぼちゃの煮付け、延岡市産ちりめんを使ったじゃこめしなど、宮崎県産食材やご当地料理が少しずつ詰め込まれており、「焼酎のアテにぴったり」と好評のようだった。

宮崎県産食材とご当地料理を詰め込んだ、この日限りの特別弁当「ひなた弁当」(8月29日)
宮崎県産食材とご当地料理を詰め込んだ、この日限りの特別弁当「ひなた弁当」(8月29日)

■「飲みやすくてびっくり」焼酎初心者もお気に入りを発見

参加者の中には、宮崎にゆかりのある人や、焼酎好きに誘われて参加した人、さらに留学生の姿も。大阪大学に留学中の台湾人大学生5人組は、先輩からこのイベントを教えてもらい参加したそうで、この日は雲海酒造の「木挽BLUE」お湯割りを5:5で作ったものを気に入った様子。その後は大下マサフミさんにソーダ割りを作ってもらい、おかわりする場面もあった。

大阪大学に留学中の台湾人学生5人も参加(8月29日)
大阪大学に留学中の台湾人学生5人も参加(8月29日)

また、焼酎好きの叔母に誘われて参加したという女性は、今回初めて焼酎を飲んだそうだが「飲みやすくてびっくり」と笑顔に。へべす果汁を加える飲み方も気に入り、最終的には「めちゃくちゃ楽しかったです」と話していた。

大阪モノレール『焼酎列車』の様子。丁寧にソーダを注ぐ「ニシタチソーダワリラボ」の大下マサフミさん(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』の様子。丁寧にソーダを注ぐ「ニシタチソーダワリラボ」の大下マサフミさん(8月29日)

■ モノレールならではの“寄り道”も

約2時間の行程のなかには、車窓からの景色を楽しむ時間も設けられ、大阪モノレール名物でもある「島熊山からの眺望」を焼酎とともに写真に収める参加者も。また、門真市駅では、普段は列車が停車しない引き上げ線に停まるなど、鉄道イベントならではの“ワクワクポイント”も用意されていた。

大阪モノレール『焼酎列車』の様子。島熊山からの景色を写真撮影する参加者(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』の様子。島熊山からの景色を写真撮影する参加者(8月29日)

終盤は参加者同士もすっかり打ち解け、車内はもはや大宴会。「列車なので揺れるが、そのなかで飲むのが非日常を味わえて楽しかった」「飲み比べができたり、蔵元の人と直接話しながら飲めたのがよかった」と、降車後、ほろよい気分の参加者から、次回の『焼酎列車』の開催を期待する声があがっていた。

大阪モノレール『焼酎列車』の様子。豪華プレゼントが当たるじゃんけん大会も白熱!(8月29日)
大阪モノレール『焼酎列車』の様子。豪華プレゼントが当たるじゃんけん大会も白熱!(8月29日)

今後も「大阪モノレール」では貸切列車を運行予定で、9月26日は仙台市・山形市、10月17日は佐賀県、11月14日は徳島県、12月20日は岡山県の日本酒列車が決まっている。

日向夏の木挽BLUEハイボールをゲット(へべすは参加者全員に宮崎県からプレゼント)
最後に日向夏の木挽BLUEハイボールをゲット(KITTE大阪の宮崎アンテナショップで購入できるそう)へべすは参加者全員に宮崎県からプレゼント!

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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