「ザ・リッツ・カールトン大阪」でスコーン食べ放題…そんな食べられる? “4つの作戦”で挑んだ結果→

3時間前

「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)で、8月19日〜開催中の『ブリティッシュアフタヌーンティー ウィズ アスプレイ』では、スコーンが食べ放題(8月19日撮影/Lmaga.jp)

(写真14枚)

大阪・梅田の高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)で、“スコーン食べ放題”のアフタヌーンティー『ブリティッシュアフタヌーンティー ウィズ アスプレイ』が、8月19日から開催中。

しかし、そんなにスコーンばかり食べられる? スイーツやセイボリーもあるのに? おいしくアフタヌーンティーをいただきながら、何個までスコーンを食べられるのか・・・。限界に挑戦したら、アフタヌーンティーの“原点”が見えてきた。


■ 隠れ名物“270円スコーン”→好評で食べ放題に

ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)1階にある「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」外観
ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)1階にある「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」外観

一歩、足を踏み入れると「異世界転生して、貴族になった?」と思うような雰囲気が広がる「ザ・リッツ・カールトン大阪」。さらに、アフタヌーンティー会場の「ザ・ロビーラウンジ」では、ピアノの生演奏が流れており、始まる前からすでに満足度が高い。

そんな同ホテルで、ひそかな名物となっているのがスコーンだ。1個・270円で「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」でテイクアウト販売されており、午前中には売り切れてしまうこともあるという。

「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」で販売する「スコーン レーズン」(270円)(4月28日撮影/Lmaga.jp撮影)
「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」で販売する「スコーン レーズン」(270円)(4月28日撮影/Lmaga.jp撮影)

今回のアフタヌーンティーでは、それと同じレシピのスコーンが“食べ放題”でいただける。広報担当者は「原点回帰して、英国のアフタヌーンティーを今いちど見つめ直しました。スコーンのテイクアウトが人気なこともあり、好きなだけ楽しんでいただく“食べ放題”に行き着きました」と話す。

■ 作戦1:まずは、そのまま食べる

『ブリティッシュアフタヌーンティー ウィズ アスプレイ』では、3段スタンド、2種類のスコーン(食べ放題)が提供される。オリジナルカクテルは追加料金2000円(8月19日撮影/Lmaga.jp)
『ブリティッシュアフタヌーンティー ウィズ アスプレイ』では、3段スタンド、2種類のスコーン(食べ放題)が提供される。オリジナルカクテルは追加料金2000円(8月19日撮影/Lmaga.jp)

それならば、尚更スコーンをたくさん食べたい・・・! 今回は4つの作戦を考え、順番に実行していった。

テーブルには、3段スタンドとともに、初めの2個のスコーンが運ばれてくる。食べ放題となるのは、テイクアウトでも販売されている「プレーン」と、アフタヌーンティー限定の「メープルピーカン」の2種類だ。

写真左上から時計回りに、プレーンスコーン、クロテッドクリーム、メープルピーカンスコーン、ゴートミルクのモルネーとチーズクリーム(8月19日撮影/Lmaga.jp)
写真左上から時計回りに、プレーンスコーン、クロテッドクリーム、メープルピーカンスコーン、ゴートミルクのモルネーとチーズクリーム(8月19日撮影/Lmaga.jp)

やはり最初はそのままの味を楽しみたい!ということで、まずは「プレーン」を手に取ったところ・・・重い!想定しているより、ずっしりとしている。

「プレーンスコーン」を持つとずっしりと重い(8月19日撮影/Lmaga.jp)
「プレーンスコーン」を持つとずっしりと重い(8月19日撮影/Lmaga.jp)

半分に割って一口食べてみると、ほわっと優しい甘さが口に広がる。スコーンといえば口中の水分を持っていかれるイメージが強いが、本場・英国出身のシェフ、エリオット氏が手掛けるスコーンは、日本人好みの“しっとり食感”に仕上げているのだとか。

そして、気になる「メープルピーカンスコーン」だが、こちらは「プレーン」ともまた違うメープルの甘さと、かぐわしいナッツの香りが合わさり、そのままでもしっかり味がある。

「メープルピーカンスコーン」は、中にピーカンナッツがぎっしり(8月19日撮影/Lmaga.jp)
「メープルピーカンスコーン」は、中にピーカンナッツがぎっしり(8月19日撮影/Lmaga.jp)

■ 作戦2:ソースとクリームを付けて味変

あまりのおいしさに、スコーン2個をぺろりと平らげてしまい、早くもおかわりタイムに。スタッフさんを呼び止めると、銀のトレイに山盛りのスコーンが登場し、それだけでテンションが上がる。

スコーンのおかわりは、スタッフに声をかけると、銀のトレイからサーブしてもらえる(8月19日撮影/Lmaga.jp)
スコーンのおかわりは、スタッフに声をかけると、銀のトレイからサーブしてもらえる(8月19日撮影/Lmaga.jp)

次は、付け合わせのクリームを試してみる。定番の「クロテッドクリーム」と、ヤギのミルクを使った「ゴートミルクのモルネーとチーズクリーム」の2種類が用意されており、どちらも相性抜群だった!

「クロテッドクリーム」は、あっさりとした味わいで、シンプルなスコーンのおいしさを引き立てる。

「プレーンスコーン」に「ゴートミルクのモルネーとチーズクリーム」を付けてみた様子(8月19日撮影/Lmaga.jp)
「プレーンスコーン」に「ゴートミルクのモルネーとチーズクリーム」を付けてみた様子(8月19日撮影/Lmaga.jp)

もう一方の「ゴートミルクのモルネーとチーズクリーム」は、こく深い味わい。モルネーとは、チーズやバターを加えたベシャメルソースで、今回はヤギミルクが使われていることも相まって、アクセントが効いてかなり濃厚。「メープルピーカンスコーン」と合わせると、もはや別スイーツというほど味が変わる。

■ 作戦3:スイーツ&セイボリーと交互に食べる

スイーツ3種類。写真上から時計回りに、なめらかなキャラメル・フランとクリスピーパイ、ダークチョコレートエクレアとキャンディードピーカンナッツクランチ、シナモンアップルジャムのビションとマロンクリーム(8月19日撮影/Lmaga.jp)
スイーツ3種類。写真上から時計回りに、なめらかなキャラメル・フランとクリスピーパイ、ダークチョコレートエクレアとキャンディードピーカンナッツクランチ、シナモンアップルジャムのビションとマロンクリーム(8月19日撮影/Lmaga.jp)

3個目のスコーンに差し掛かったあたりで、おいしく食べ進めるためには、スイーツ&セイボリーを食べる順番も重要だと感じた。スイーツ→セイボリーの順で食べると、結果的に多くのスコーンを食べられた。

なかでも、スコーンと合ったのは「クリーミーな緑茶パンナコッタと焙煎米茶のジャンドゥーヤ」だ。

「プレーンスコーン」に合う「クリーミーな緑茶パンナコッタと焙煎米茶のジャンドゥーヤ」。英国の老舗高級ブランド「アスプレイ」のバッグから着想を得ている(8月19日撮影/Lmaga.jp)
「プレーンスコーン」に合う「クリーミーな緑茶パンナコッタと焙煎米茶のジャンドゥーヤ」。英国の老舗高級ブランド「アスプレイ」のバッグから着想を得ている(8月19日撮影/Lmaga.jp)

一口食べると、緑茶の濃厚な味わいに驚く。紅茶とスコーンが合うように、お茶×スコーン=ぴったりの方程式で、すかさず「プレーン」を口にすると、スコーンの油分で緑茶のほのかな苦みが中和されて、相性抜群だった。

そして、アフタヌーンティーの後半、“満腹”の2文字が脳裏を過ぎった頃に、セイボリーを食べた。

セイボリー4種類。写真左上から時計回りに、ロースハムとチェダーチーズのサンドウィッチ フルーツチャツネ、マリネサーモン 玉子とキュウリのサラダ タラゴンクリーム、うなぎと野菜のピクルス パセリソース、トリュフ風味のミートパイ(8月19日撮影/Lmaga.jp)
セイボリー4種類。写真左上から時計回りに、ロースハムとチェダーチーズのサンドウィッチ フルーツチャツネ、マリネサーモン 玉子とキュウリのサラダ タラゴンクリーム、うなぎと野菜のピクルス パセリソース、トリュフ風味のミートパイ(8月19日撮影/Lmaga.jp)

「原点回帰」を目指しているため、セイボリーにも、きゅうりを使ったサンドウィッチやうなぎなど、本場・英国の伝統的な料理が登場する。スコーンと交互に食べると、味の変化が楽しめ、スコーンを食べ進めることができた。

緑茶スイーツや、塩気のあるセイボリー、ムース、パイ・・・。味や食感の異なるものと一緒に食べることで、スコーン自体の魅力も引き出されると感じた。

■ 作戦4:原点回帰…紅茶が一番リセットされる

スコーンを楽しむ上で、最も重要だと感じたのが「紅茶」だった。スコーンや甘いスイーツを食べたあとに紅茶を口にすると、後味がぐっと広まったのち、口のなかがリセットされる。紅茶と合わせる意義を、あらためて感じられた。

アフタヌーンティーとは、そもそも紅茶とともにスイーツや軽食を楽しむという文化だが、「スコーンの食べ放題」を通し、その原点に触れることができた気がする。

■ 5つのスコーンを完食…シェフのおすすめは?

スイーツを手がけた「ザ・リッツ・カールトン大阪」エグゼクティブペストリーシェフ フレデリック・モロー氏(8月19日撮影/Lmaga.jp)
スイーツを手がけた「ザ・リッツ・カールトン大阪」エグゼクティブペストリーシェフ フレデリック・モロー氏(8月19日撮影/Lmaga.jp)

最終的に5つのスコーンを完食した。せっかくなので、ここはプロの意見も聞いておきたい・・・。ということで、スイーツを手掛けたシェフ・フレデリック氏に、おすすめの食べ方を聞いた。

スコーンに相性抜群のスイーツは「栗のモンブラン バニラシャンティー」だそう。「メープルピーカンスコーン」に合わせると、モンブランのバニラ&スコーンのメープルの甘さ、それぞれの香ばしさがマッチするそうだ。

スイーツ3種類。写真上から時計回りに、栗のモンブラン バニラシャンティー、クリーミーな緑茶パンナコッタと焙煎米茶のジャンドゥーヤ、スパイスが香るパンプキンとクリームチーズのムース カカオニブのサブレ(8月19日撮影/Lmaga.jp)
スイーツ3種類。写真上から時計回りに、栗のモンブラン バニラシャンティー、クリーミーな緑茶パンナコッタと焙煎米茶のジャンドゥーヤ、スパイスが香るパンプキンとクリームチーズのムース カカオニブのサブレ(8月19日撮影/Lmaga.jp)

合わせる紅茶は、フルーツ系の爽やかなものが合うそうで、こちらは筆者も試してみた。ベリーが入った「オリジナルブレンドティー」や、酸味を感じる「バイタル グレープフルーツ」と一緒に食べると、スコーンの油分をさっぱりとさせてくれた。

ちなみに「ダイエットには良くないですが・・・」と、シェフがこっそり教えてくれたイチオシの食べ方は「スコーンと同じくらいの量のチーズクリームをつける」というもの。カロリーは凄まじいことになるだろうが、“背徳感”たっぷりな味になりそうだ。

また、今回のアフタヌーンティーは、エリザベス女王のブローチや、映画『タイタニック』に登場するネックレス「碧洋のハート」を作った、英国の老舗高級ブランド「Asprey(アスプレイ)」とコラボ。食後、ホテル1階に入っている同店でメニュー表を提示すると、ボディローションがプレゼントされる。

『ブリティッシュアフタヌーンティー ウィズ アスプレイ』は、1階「ザ・ロビーラウンジ」にて、8月19日〜10月14日まで開催。料金は8500円。営業時間は12時〜19時。予約などの詳細は公式サイトにて。

取材・文/つちだ四郎 写真/Lmaga.jp編集部


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