ME:I「覚悟は見せていきたい」KEIKO&SUZU、大阪で語る…“日プ女子”からの3年間と、7人で目指す夢

7人組ガールズグループ「ME:I」の左からSUZU、KEIKO(Lmaga.jp)
オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から、2024年デビューしたガールズグループ「ME:I(ミーアイ)」。メンバー・TSUZUMIがディズニー映画『モアナと伝説の海』のモアナ役・日本版声優に抜擢されるなど、活躍の幅は大きく広がっている。
さらに、8月には、1年ぶりとなる4THシングル『花咲く道』をリリース。昨年に続いて2回目となる全国アリーナツアーもスタートする。
デビューから2年超・・・。「覚悟は見せていきたい」と語る、これからの活動への思いと、グループ、そして個人としての夢をKEIKO、SUZUに訊いた。
取材・文/Lmaga.jp編集部 写真/バンリ
■ KEIKO「過酷だった仕事ランキング、トップ3に入る」、SUZUは新たな夢も

──KEIKOさんはバラエティー番組で活躍されていますね。『ニノなのに』(TBS系)では、3日間・1000円生活に挑戦。仕事まで自転車で移動したり、料理に挑戦したりされていましたが、出演後の反響はどうでしたか?
KEIKO:『ニノなのに』(TBS系)に出演させていただいて、いろいろな方から「見たよ」って言ってもらえることが多くて嬉しいです。
「3日間・1000円生活」は、本当に! 過酷でした! 過酷だった仕事ランキング、トップ3に入ります。未経験だった料理は意外に大丈夫でしたが、本当に、自転車でずっと移動しているんですよ!
嘘じゃなくて、カメラを回していない時もずっと自転車だし、電動じゃなくて、自力チャリなんです。しかも、東京ってめっちゃ坂が多いんですよ。だから、現場行くまでに1時間ずっと坂・坂・坂・・・みたいなこともあって。
SUZU:本当に大変そうでした。お腹が空いていそうなKEIKOを前に、食べるのは申し訳ないけど、メンバーみんなガンガン食べてたり(笑)。申し訳ないって言いながら食べてました。
KEIKO:でも、マジで仕事でメンバーと会えるのが、一番癒やしの時間でした。
──SUZUさんは『Rakuten GirlsAward 2026 SPRING/SUMMER』に出演するなど、モデルとしても活躍されていますね。
SUZU:最近、ランウェイを歩かせていただいたり、藤田ニコルさんのブランド「CALNAMUR」のモデルをさせていただいたりして、憧れていたモデルの仕事ができてすごく楽しいし、新たな挑戦ができているなと思います。いつか雑誌の専属モデルになりたいという目標があって。大きい夢ですけれど、頑張りたいです。
■ オーディション番組は「経験者ならではの苦労」
──今年6月には、後輩グループのオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』が大きな話題を呼びました。お二人も2023年のオーディション当時、大変だったことはありましたか?

KEIKO:とりあえずもう、全部大変だったなっていう感じではあるんですけど(笑)私が個人的に思ってたのは、オーディション番組には経験者と未経験者の子がいて、未経験の子が大変というイメージを持たれがちですけど、経験者も大変そうだなって思っていて。
あまり放送されなかったかもしれないけれど、振付とか自分たちで覚えなきゃいけないんですね。なので、チームで1曲やる時に振付をもらったら、経験者の子が教えなきゃいけない。その間、もう踊れるのに、ずっと誰かに教えてあげているので、経験者ならではの苦労があると思います。なので、経験者も未経験者も、みんな大変ですね・・・。
SUZU:最後の投票結果発表の時、自分の名前を呼ばれても、あまりデビューする実感がなくて、「あー終わったのか」っていう感じでした。
オーディション全体を振り返った時に「コンセプト評価」(5曲のオリジナル楽曲を、グループに分かれて披露)は大変でしたね。みんなができている上で、それ以上どう何を見せるかっていうところが難しくて。わからないからこそ、体力で頑張る部分と、どうしたら先生の求めてるものができるのかを考える部分があり、自分と戦ってすごく大変だったなと思います。
■ SUZU「自分と戦ってるんだろうな」3年間での変化
──この3年間で、お互いに変わったところ&変わらないところはありますか?

KEIKO:SUZUの変わったところは、落ち着いたところです。デビュー当時は、緊張してあたふたしていたイメージがあって。でも、今は結構どっしり。緊張しているけど、落ち着いた心も持っています。
SUZU:ちょっと余裕ができたね。テンパっても意味がないんだよってわかってきて。場数を経験させていただいて、徐々に変わってきました。
KEIKOは自分の中で解決するから、あまり中身を見せないメンバーだなって思ってます。ほかのメンバーは自己表現が上手いので、KEIKOは自分と戦ってるんだろうなっていう部分が、薄々見えますね。仕事に対しても、すごくまっすぐだし、ポジティブな精神でいつも見習っております。
──それを聞いて、KEIKOさんはどうですか?

KEIKO:嬉しい(照れ笑い)
SUZU:変わらないところは、本当に照れ屋さんなんですよ! 絶対目合わせられない。
KEIKO:いや、合わせられるよ! デビューした次の日くらいに出たバラエティ番組で言われて「自分、目合わせられていないんだ。克服しよう」って、2カ月くらいで人と目を合わせられるようになったの。でも、みんなが言ってくるから、合わせたらダメなのかなって思うようになってきた(笑)。
SUZU:目、合わせてよー!
KEIKO:SUZUの変わらないところは、芯が強いところ。いろいろなことにビクビク怯えながら頑張ってますけど、結局はやり遂げるみたいなところが結構あるなって思って。昨年『音楽の日2025』(TBS系列)のダンス企画に出た時に、自分の納得いくまでずっと練習していて、やるって決めたことへの強さはすごいなって思います。
──ほかのメンバーで、変わったなと思う方はいますか?
KEIKO:TSUZUMIかな?
SUZU:一緒!
KEIKO:TSUZUMI、自立したよね?
SUZU:自分を持てるようになった。今までは内に秘めていたのが、自分がこうだっていう表現を、ちゃんと言えるようになったと思います。
■ シングルに込めた新体制への思い「覚悟は見せていきたい」
8月にはシングルリリース、昨年に引き続き2度目の全国アリーナツアーをおこなう。

KEIKO:8月5日にリリースされる4THシングル『花咲く道』は、デビュー3年目を迎えた私たちが、自分自身を等身大で受け入れて、愛してくださるファンの方々に向けて、「これからは花咲く道だけを歩こう」っていう思いを込めた、希望に満ちあふれる曲です。
──これまでのポップで少女らしいイメージから一転。『花咲く道』の衣装は、ロックでクールな印象ですが、どう変わったME:Iを見せたいですか?
KEIKO:デビュー3年目を迎えて、やっぱり覚悟は見せていきたいなと。「ここからまだまだ上がっていくんだぞ」っていうのをしっかり見せたいなと思います。
SUZU:『花咲く道』は、初めてバラード曲がタイトル曲になりました。すごい挑戦でもありますし、どんな反響を皆さんからいただけるのか楽しみだなと、準備しながら感じていました。
挑戦して頑張るんだぞっていう、私たちの今の思いを、歌詞が等身大で表現してくれているので、100%届けられるようにしたいです。練習中、私たちもこの曲に助けられている部分もあって、本当に大好きな楽曲だし、早く皆さんにパフォーマンスを披露したいなと思ってます。

──特に好きな歌詞はありますか?
SUZU:サビの終わりに「君が笑う 君が歌う 幸せはここにある」っていう歌詞があるんですけど、聞けば聞くほど意味がじんわりと沁みてきて・・・。「幸せがここにあるんだよ」って自分で歌っているのに、誰かに「幸せは結構近くにあるんだよ」って言ってもらっているようで、すごく好きな歌詞です。
KEIKO:曲として好きな部分は、最後の落ちサビでTSUZUMIが歌った後、静かになるところです(「嬉しくてまた泣けちゃいそうだよ」の後の部分)。これまた泣けちゃう感じの振付で・・・! そこは結構お気に入りで、もともと歌としてもすごく好きでしたけど、振付がついてより意味が深くなりました。
──MVはどんな感じに仕上がっていますか?
KEIKO:今回は珍しくダンスシーンが一切無く、演技と表情メインで作られた、ストーリー性のあるMVです。今までとは少し違った、映画みたいなものがお見せできるのではと思ってます。
──通常盤には、ほかに3曲ありますよね。『FLUTE』、「NTTドコモ」TVCMソングの『Best Match』、ヘアケアブランド「Linon」とのタイアップソング『Update ME』がありますが、お気に入りの曲はありますか?
KEIKO:『FLUTE』がパフォーマンスも含め、今までにない新しいジャンルです。珍しく全体的に低めの音で、低いビートがメインだったりします。
ME:Iってキーが高い曲が多いんですけど、今回は圧倒的に低い音域で歌ってて、さらにパフォーマンスはめちゃくちゃヒップホップです。私たちも今までやっていなかったジャンルでもあり、やりたかったジャンルでもありみたいな感じで、結構新しいんじゃないかと思います。SUZUなんかゴチゴチに踊らされてるよね。
SUZU:ダンスブレイクが後半に来るから・・・。
KEIKO:しかも長いんですよ!
SUZU:ジャンルがヒップホップ系で身体を使うので、結構ハーハー息切れしちゃって、息を整えながら踊っています。
KEIKO:でもめっちゃ楽しい!
SUZU:楽しい!
■ 今年の全国ツアーは「エモ新しい」課題は…
──昨年2025年、初めてのアリーナツアーで6都市・13公演を回って、体力面や精神面で大変なことはありましたか?

SUZU:毎回緊張しました。結構、緊張しいなので・・・。最初の方は間違えないかなとか、慣れていないゆえの緊張もあったんですけど、途中からは、毎公演同じことをせず違うことをしようとして、空回りすることもありました。
KEIKO:わかる! 何度も来てくださるファンの方もいらっしゃるので、毎公演ちょっと違う自分でいたくて、ここの表現こうしようとか、ここの表情ちょっと変えてみようってなって。後で自分で見返して「あ゛ー! 違ったなー、元のでいけよ! 」みたいな。
SUZU:欲張ったな、みたいなね!
KEIKO:すごいそういうのあるよね。めっちゃ後悔してばっかりですね。
SUZU:表情とかジェスチャーとかね。ちょっと違うだけで本当にダサくなっちゃうんですよね。
──会場によって反応は違いますか?
KEIKO:違います。落ち着いて聞いてくださる県での公演は、MC中は静かにしようみたいな雰囲気になるんですよ。私たちがちょっとふざけても、大阪の人だと「ウェーイ(爆笑)」なんですけど(笑)。

──それを経て、8月1日から、2回目のアリーナツアーが始まりますね。関西では、9月12日・13日に兵庫・神戸ワールド記念ホールで公演がありますが、どのようなコンサートになっていきそうですか?
SUZU:「エモ新しい」。この言葉が、今回のコンサートにめちゃめちゃ合うなと思っています。ダンスメインというか、ギュッと踊る場面がすごく多くて、パワフルなんですね。だから、体力もちょっと心配な部分もあるんですけど、とにかく迫力満点です。
KEIKO:ダンスで“魅せる系”だよね。あと、MCも成長したいなと思っています。本当に私たちいつも毎公演、MCが「今日大丈夫だったかなー」なので・・・。
SUZU:終演後に反省会があるんですけど、毎回「ちょっとMCが・・・」みたいな。
KEIKO:今日、同時に喋っちゃう場面が多かったねーみたいな。やっぱ人数が多いと、途中で誰かが喋ってぐちゃぐちゃ・・・、会場の音の反響とかもあって、誰が何言ってるのかよくわかんなくなったりするんですよね。でも、それを意識しすぎると「シーン」ってなるよね。
SUZU:わかる! いつもこうなるよね。
KEIKO:変に盛り下がっちゃったみたいな。
SUZU:難しくてMCは課題です。MCでいつも中心になってくれるのは、MOMONAっちかな?
KEIKO:つなげてくれるのはMOMONAっちだよね。
SUZU:RINONは大声で「これ私喋ってます! この内容でいきます! 」みたいな感じで、話の内容を同じ方向に導いてくれるよね。
今回は、2回目のアリーナツアーということで、身を引き締めて頑張りたいという強い気持ちでいます。前回はワクワクとか楽しみが強かったんですけど、今回はみんなで作り上げたものを見せたいという気持ちが強いので、パフォーマンスもより一層レベルアップさせて、みんな変わったね、進化したねって言ってもらえるように頑張りたいと思います。
■ 夢は東京ドーム、個人では「映画『キングダム』に出て…」
──グループ&個人として、これからの夢を教えてください。

KEIKO:グループでは、まず紅白にもう一度出たいですね。TSUZUMIはまだ一緒に出られていないので、もう1回出たいです。本当に直近で叶えたい、大きな夢です。
個人では、いろんな仕事をしてみたいです。ファッションも好きだし、最近、演技のレッスンもしてるんですけど、演技も面白いなって思うことが多くて。
声優もやってみたいと思っています。お兄ちゃんがもともと漫画家になるのが夢で、いつかお兄ちゃんの漫画がアニメ化された時に、声優を担当したいという夢もできました。
SUZU:グループの夢は、やっぱり、東京ドームに立ちたい。
KEIKO:それな! LAPOSTAの時に、ステージの下でみんなで約束したもんね。
SUZU:YOU:ME(ファンネーム)で客席が埋まった景色はやばいだろうなって、ほかのアーティストさんを観に行った時に思います。東京ドームならではのいろんな演出もできますし、飛んだりとか、トロッコも楽しいと思うので、そういうスペシャルなステージに立ちたいなっていうのは、大きい夢ですね。
個人的には、最近アクションを始めまして。まだ1回しかやってないんですけど(笑)。空手を続けてきたので、それを活かせないかなと思って、レッスンに挑戦してみたら、筋肉痛バキバキだったんですけど、すごく楽しくて。
2時間半のレッスンで、最後は2対1の撮影までやってみたりして。ダンスで振りを覚えるのが早くなってきているおかげで、アクションで覚えなきゃいけないものもすぐに覚えられて、スキルがちゃんと身についてることを実感できる瞬間もありました。いつか、映画『キングダム』に出て、戦うアクションをやりたいなって思います。今は大きな夢ですけど・・・。
──最後に関西のファンの皆さんに一言お願いします。
KEIKO:いつもすごく笑顔にさせていただいて、ありがとうございます。大阪、大好きやでー!
SUZU:皆さんの明るい、温かな受け止めてくださる心にいつも感謝しております。ぜひ神戸公演、楽しみに待っていてください。
【ME:I(ミーアイ)】プロフィール
オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』で、累計・約1083万票の投票により選ばれたガールズグループ。2024年4月に『MIRAI』でデビュー。2ndシングル『Hi-Five』、3rdシングル『MUSE』と、3作連続で主要チャート1位を獲得。同年には『第75回NHK紅白歌合戦』にも出演した。今年4月からは、地上派初冠番組『ME:Iの会いにきたよ!』(フジテレビ系)が放送中。
KEIKO:2005年11月27日生まれ、愛知県出身
SUZU:2006年12月16日生まれ、東京都出身
【2026 ME:I 2ND ARENA LIVE TOUR “ME:I WAY”】
8月1日(土)17時/東京・有明アリーナ
8月2日(日)15時/東京・有明アリーナ
8月22日(土)17時/宮城・ゼビオアリーナ仙台
8月23日(土)15時/宮城・ゼビオアリーナ仙台
9月12日(土)17時/兵庫・神戸ワールド記念ホール
9月13日(日)15時/兵庫・神戸ワールド記念ホール
9月22日(火祝)17時/福岡・マリンメッセ福岡B館
9月23日(水祝)15時/福岡・マリンメッセ福岡B館
各種チケットサイトにて一般発売中 ※予定枚数に達し次第終了
公式サイト
【4THシングル『花咲く道』】
2026年8月5日(水)発売
[初回限定盤A(CD+DVD)]1900円
[初回限定盤B(CD+PAPER CRAFT)]1900円
[通常盤(CD ONLY)]1400円
[FC盤(CD ONLY)]1200円
収録曲、初回プレス限定封入特典は特設サイト
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