アフター万博がアツい街、大阪・天満で個展…北欧大好きイラストレーターがみた『大阪・関西万博』

3時間前

ナシエさんのZINE『大阪・関西万博 北欧パビリオン 絵手帳』(左)、個展「Hello つながる世界」のビジュアル

(写真10枚)

『大阪・関西万博』開幕から丸1年。再び各地が「アフター万博」で盛り上がっている。そんな中で、会期中に北欧パビリオン「ノルディックサークル」の応援サポーターを務めた、北欧大好き、大阪のイラストレーター・ナシエさんが、5月15日から大阪で万博をテーマにした個展を開催する。

ノルディックサークル
北欧5カ国が共同出展した「ノルディックサークル」。イベントが盛りだくさんのユニークなパビリオンだった(大阪・関西万博)

北欧好きが高じて、コミックエッセイ『北欧が好き! フィンランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェーの素敵な町めぐり』など、これまで計4冊を出版。北欧をテーマにしたワークショップなども開催してきたナシエさん。

イラストレーターのナシエさん(2025年11月 「RUJA+285BLUE」)

万博では以前より交流のあったフィンランド大使館との縁をきっかけに、北欧パビリオン「ノルディックサークル」と、デンマーク、スウェーデン、アイスランド、ノルウェー、フィンランドの5カ国のナショナルデーやイベントの数々を取材し、その体験を漫画やイラストで発信してきた。また、パビリオン公式イベントでは、スウェーデン皇太子も臨席の『サステナビリティ・サミット』のロゴマークやスライドのイラストを作成、ムーミンのポップアップイベントでの、パビリオン漫画展示などの活動も。

閉幕後も、北欧パビリオンや5カ国のナショナルデーで出会った発見や感動を、漫画とイラストで綴るZINE『北欧パビリオン絵手帳』を制作したほか、北欧グルメととにも楽しむトークイベント『北欧好きナシエの万博トーク!』を各地で開催してきた。

「RUJA+285BLUE」で開催
バルト3国の国「エストニア」をテーマにしたカフェ「RUJA+285BLUE」で開催『北欧好きナシエの万博トーク!』の様子。この日は北欧や万博が大好きな人たちはもちろん、いけなかったが気になってという人も参加(2025年11月 「RUJA+285BLUE」)

11月のイベント開催時は、フィンランドナショナル・デーのステージでカーリヤのライブを観て大ファンになった女性も参加し、実際にフィンランドまでライブを観に行ったお話をうかがったり、参加者同士の交流もにぎやかに行われた。

カーリヤのインパクト大なTシャツで『北欧好きナシエの万博トーク!』に来場した女性2人組。カーリアとともにエストニア料理の定番、ライ麦パンのオープンサンドなどグルメも満喫(2025年11月 「RUJA+285BLUE」)
「万博のバルト館にエストニアが不参加がさみしかったが、今回の万博トークのイベントを開催することで、ようやく万博に参加できた気持ち」と話すのは「RUJA+285BLUE」の岩野さん(2025年11月 「RUJA+285BLUE」)

◆ 世界は遠いものではない…万博で発見した世界を柔らかな色彩で表現

今回開催の個展のテーマは「Hello つながる世界」。ナシエさん自身、北欧パビリオンに通いながら、夏休みを中心に小学生の息子さんとともに何度も万博会場に足を運び、子ども向けワークショップやさまざまなパビリオンを体験。万博を通じ、世界が少しずつ身近になっていく感覚や、人と人とのつながりをテーマに作品を制作したそう。

個展のこのイラストは「心豊かに万博を楽しむ人たちの姿を描きました。タイトルは、70年万博の三波春夫さんの『世界の国からこんいちは』から。いろんな扉を開けてくれる、いろんなものに出会える万博をイメージしています」

「子どもから大人までが学び、楽しみ、心を動かされている様子がとても印象に残っています。知らなかった国に興味を持ったり、未来について考えたりと、好奇心や探求心がひらいていく場だと感じました。万博で世界を知ろうとすること、他者に関心を持つことの大切さを学びました」と話し、個展は、北欧パビリオンをテーマにしたエリアと、万博全体の印象や人々の姿を描いたエリアで構成する。

フィンランドナショナルデー、ムーミンとリトルミィが登場し、大人も子どもも夢中に(6月12日/大阪・関西万博 撮影:Lmaga.jp編集部)

また、毎日ギャラリートークも開催する。「作品をより深くご覧いただけるよう、制作の背景や万博での体験、どのような想いや視点から描いたのかについてお話しする予定です。万博に関心のある方や、北欧文化に興味のある方にもお楽しみいただけると思います」

◆ 中崎町、天満エリアは「アフター万博」が充実

『Hello つながる世界』は、5月15日~24日まで(17日は休廊)。時間は12時~19時(16日、23日、24日は17時30分まで)。場所は、「天神橋筋六丁目」駅からほど近い、「ピースリーピース」(大阪市北区)の1階ギャラリー。

ざくろの木
アゼルバイジャンカフェ「ざくろの木」で楽しめるスイーツと紅茶

梅田から一駅の中崎町、天満エリアは、実は「アフター万博」で盛り上がっているエリアのひとつ。元パビリオンマネージャーが運営するアゼルバイジャンカフェ「ざくろの木」や、万博には残念ながら不参加となったバルト3国の国「エストニア」をテーマにしたカフェで、北欧のグルメと雑貨を扱う「RUJA+285BLUE」にも近い。

「RUJA+285BLUE」で楽しめる北欧の定番スイーツ「セムラ」。北欧パビリオンの屋上カフェでも人気の一品だった

また少し足を延ばせば、天神橋筋商店街でマルタ共和国のサンドイッチ「フティーラ」を製造販売する「ORANGE FIELDS Bread Factory(オレンジフィールズブレッドファクトリー)」もある。ナシエさんは、「個展とともに、万博ゆかりのお店も一緒に楽しんでいただければ」と呼びかける。詳細は公式ブログで確認を。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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