関西の食卓に新定番? 神戸の「大分かぼすを愛する会」で魅力発信

2時間前

『大分かぼすを愛する会』にて、大分かぼすを愛するみなさん(9月24日・神戸市内)

(写真15枚)

国内生産量の9割以上を大分県が占め、主に8月から10月頃にかけて旬を迎える柑橘類の一種「かぼす」。そんな大分かぼすを関西に広める「大分かぼすフェア」が9月18日より開催されており、そのフィナーレとして24日、神戸元町の大分居酒屋で『大分かぼすを愛する会』がおこなわれた。

緑色の果皮にまろやかな酸味と上品な香りが特徴の「かぼす」。焼き魚や鍋物、湯豆腐などに添えるほか、ジュースやドレッシングなどの加工品としても幅広く利用されるが、関西では徳島県の「すだち」のほうがより知名度が高い現状がある。

『大分かぼすを愛する会』の様子(9月24日・神戸市内)
『大分かぼすを愛する会』の様子(9月24日・神戸市内)

そんななか「大分かぼすフェア」として、神戸を中心とした関西の飲食店72店舗でかぼすを使ったドリンクメニューを提供。最終日の24日には大分県食材を楽しめる「とよの本舗 元町旧居留地店」で『大分かぼすを愛する会』が開催された。

『大分かぼすを愛する会』にて、りゅうきゅうにもかぼすを振りかけて…
『大分かぼすを愛する会』にて、りゅうきゅうにもかぼすを振りかけて…

大分県食材を楽しめる「とよの本舗 元町旧居留地店」でおこなわれたイベントでは、大分の郷土料理である「りゅうきゅう」をはじめ、「名物かぼすヒラメのてっさ〜自家製かぼすポン酢〜」「おおいた和牛の刺身〜かぼす醤油〜」「大分鱧のサラダ〜自家製かぼす果肉ドレッシング〜」「名物冠地どりのもも肉レア炙り〜かぼす塩〜」「佐伯直送アジフライ〜自家製かぼすタルタル〜」など、かぼす尽くしの料理が続々登場。参加者は卓上に置かれたかぼすを一品一品に贅沢に絞り、大分の地酒とともに堪能していた。

『大分かぼすを愛する会』にて、大分和牛の刺身〜かぼす醤油〜
『大分かぼすを愛する会』にて、おおいた和牛の刺身〜かぼす醤油〜
『大分かぼすを愛する会』にて、佐伯直送 アジフライ〜自家製かぼすタルタル〜
『大分かぼすを愛する会』にて、佐伯直送 アジフライ〜自家製かぼすタルタル〜

関西大分県人会の恒松源太さんは、「大分かぼすの魅力を、関西のみなさんにもっと知っていただきたい。大分の麦焼酎は全国一の生産量なんですが、かぼすと非常に相性が良い。ちょっと絞ると非常に美味しくいただけるのでぜひ試してほしい」とコメントしていた。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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