大丸京都店内の「ふたば書房」が7月末に閉店、約40年の歴史に幕

10時間前

「ふたば書房 大丸京都店」の外観

(写真3枚)

2020年には「ジュンク堂書店 京都店」、そして今年6月には近隣の「くまざわ書店」も閉店…と、書店が減少している京都。そんななか、百貨店「大丸京都店」(京都市下京区)の7階にある「ふたば書房 大丸京都店」も、7月31日をもって閉店する。

■ 親子三世代での来店も、愛された40年

「ふたば書房」と言えば1930年に京都・西陣で創業し、雑誌・書籍・文具・雑貨などを取り扱う老舗の書店チェーンだ。京都を拠点に、滋賀や大阪、兵庫などに10店舗展開している。

「大丸京都店 甦る!!比叡山お化け屋敷」会場となる大丸京都店
「大丸京都店」外観

1986年には「大丸京都店」内にオープンし、全国の大丸でも書店が入っているのは、現状「京都店」だけだった。「ふたば書房」の営業担当者は「百貨店内という場所柄もあり、地元民だけではなく県外から訪れるお客様も多かったです。日常的には年配の方や三世代で来られる家族もいて、ずっとここにあるのが安心やな、と言っていただいていました」とコメント。

「ふたば書房 大丸京都店」の看板
「ふたば書房 大丸京都店」の看板

SNSで閉店が知らされるやいなや、「四条通あたりの書店がまた閉店するの…ほんまに大型の本屋が少なくなってしまう…」や「ついに四条界隈は、大垣さんだけになるのか…」との投稿もあり、書店の相次ぐ閉店に悲しみの声が挙がっていた。

「ふたば書房 大丸京都店」は7月31日で営業終了。営業は10時〜19時。

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