東京で人気の「丸亀製麺うどん作り体験」、いよいよ関西へ

うまくできない時はすぐにスタッフがサポートしてくれるので安心
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」(代表:山口寛)による、関西初のうどん作りに特化した施設「手作り体験教室 エル守口」(大阪府守口市)が、7月12日にオープンする。東京に続く全国で2店舗目、関西初上陸ということもあり、オープンを待たず予約が250組を超えるなど、反響を呼んでいる。
■ 粉からうどん作り、3歳から体験可能

国内800を超える全店舗で、打ち立てのうどんを提供する「丸亀製麺」。さらに家族や仲間での手作りの楽しさ、出来たてのおいしさを通して「食の感動体験」を届けるため、2023年11月には東京・立川に初の「手作り体験教室」を開業した。

同店には延べ1.6万人以上が来場。関西など遠方からわざわざ訪れる人もいるそうで、3歳から参加可能ということもあり、連日子どもたちが喜ぶ姿が見られるそう。関西では「京阪電車」沿線のファミリー層が多く住むエリア・守口市に新施設を構える。

教室では、粉からうどんを作って食べる約2時間半の工程を体験。施設内は通常の店舗のような厨房はありつつも、「教室」だけに大テーブルや蛇口が並ぶ手洗い場が備えられ、学校のような雰囲気。「子ども目線を大切に」と敢えて低めの高さに設計されていて、子どもは麺職人と同じ帽子・制服を身につけて作業できるのもうれしい。
■ 想像以上にハード…!楽しい足踏みダンスも

早速エプロンや手袋を付けて、校長先生(店長)や担任の先生(スタッフ)の解説のもと、うどん作りに挑戦! 小麦粉に塩水を入れる生地作りから始まり、乾燥しないよう、素早く混ぜるのがポイント。水分を行き渡らせるため途中で複数の団子を作りつつ、1つの丸い塊にまとめていく。


コシのある麺をめざし、次は袋に入れた生地の上でトントン足踏み。すると店内には愉快な音楽が流れ…オリジナル歌詞&曲『足踏みダンス』がスタート。生地は想像以上に硬く、反発力が強いのでふらついたり、と早くもハードな山場を迎えるが、「ラブラブ」とハートを作る手の振りや「おいしくなあれ」のかけ声でくすっと笑え、エクササイズ気分で楽しく乗り切ることができた。

生地をしばらく寝かせた後は、両手に体重をかけてのばし、のし棒でさらに薄く。これも反発力で厚さが戻ってしまい、見た目以上に重労働だが、スタッフの協力のもと、何とか完成。麺切り包丁でカットする際は「割り箸の細い面よりも細く!」と指導され、こま板に添ってとん!と真上からリズミカルに。


最後は職人に託して「麺、入りまーす!」と茹で開始コールもさせてもらい、約18分後に出来たてもちもち麺を実食できる。

■掛け声あふれる第2の家に…「食育につながれば」

ここでのうどん作りは、ただの作業でなくスタッフらと元気な声出しをする場面が多く、学生時代の部活のような達成感が清々しい印象。和田準平校長は「自分で作れば愛着が湧くし、料理は思ったより手間がかかる大変な事と分かっていただけたのでは。この体験が子どもたちの『食育』につながり、ここがどの世代の方にも居心地良く帰ってきてもらえる第2のお家になってほしい」と熱弁。帰り際はスタッフたちの「行ってらっしゃい!」というはじける笑顔に見送られた。


体験料は1名・3300円で事前予約制。参加人数は2~4名のみ、3歳から小学3年生までは、中学生以上の参加者と一緒の申し込みが必要(付き添い・見学は不可)。うどんは「かけ」「ぶっかけ」から選択。さらに「かき揚げ」は大阪産の旬野菜を含む数種から好みの野菜を選べ、目の前で揚げてもらうことも可能(1個まで)。自分で酢飯を詰める「いなり」作りもおすすめだ。
教室限定で、店舗で使われている食器やTシャツの販売コーナーもあり。「丸亀製麺 手作り体験教室 エル守口」の場所は、京阪「守口市駅」高架下ショッピングゾーン「エル守口」西ブロック1階。時間は10時30分〜13時30分、15時30分〜18時30分の2部制。
取材・文・写真(一部)/塩屋薫
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