「京都駅西エリア盛り上げる」緑あふれるワンランク上の絶景ファミレス

2025.6.5 11:00

「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」ランチ・スペシャルセット「梶屋牛ひつまぶし」、「梶屋牛チーズバーガー」(各2300円)京野菜のサラダ、デリ2種、日替わりスープ、ミニデザート、ソフトドリンク付き、アルコールは+200円

(写真12枚)

JR京都駅の西エリア、水族館や鉄道博物館などがある「梅小路公園」内に6月5日、オールデイダイニング「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」(京都市下京区)がオープン。

緑豊かな庭園に面したテラスハウスのようなロケーションで、ブランド黒毛和牛や京野菜の料理をリーズナブルに味わえる。また、公園内ピクニックや、周辺のランチ難民問題を解決する、豊富なテイクアウトのメニューも揃う。

■京都駅から1駅、緑あふれるオアシス…ボタニカルなレストラン誕生

「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」晴れた日に楽しみたいテラス席は20席
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」の広々とした内装。晴れた日に楽しみたいテラス席は20席

天井高で大窓から見える緑に囲まれた店内は、植物の装飾がほどこされたボタニカルな癒し空間。目の前には、京都の作庭技術を集結させた庭園「朱雀の庭」の池や芝生、さらに奥には、木々が生い茂る「いのちの森」が広がり、京都駅からも徒歩圏内にありながら、喧噪を離れゆったり過ごせる。晴れた日はテラス席、店前にシートを広げて楽しむピクニック(予約制)もおすすめだ。

「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」奥にある半個室風の空間にも緑あふれる景色が広がる
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」奥にある半個室風の空間にも緑あふれる景色が広がる

京都駅からたった1駅「梅小路京都西」駅前の「京都水族館」と「京都鉄道博物館」の間に位置する同店。家族連れが多いことから、「テーマは、朝から晩まで使い勝手のよいワンランク上のファミリーレストラン」だと担当者は話す。朝9時(土日祝は朝8時)からのモーニングをはじめ、ランチ、カフェ、ディナー、さらにテイクアウトのメニューが充実し、観光や散歩の途中で気軽に立ち寄れるラインアップに。

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「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」の前に広がる美しい池泉回遊式庭園「朱雀の庭」(入園は有料)
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」店内は80席、目の前に池泉回遊式庭園「朱雀の庭」(入園は有料)が広がる。店内からの奥行きのある風景は、天気や季節で雰囲気が変わる

■1日中楽しめる、京野菜・黒毛和牛の料理がずらり

気になるフードは、京都産ブランド野菜など、こだわり食材の本格派。特に黒毛和牛の料理が目を引き、「梶屋牛」とは同店を運営する飲食業・畜産業「mulberry」(本社:鹿児島県中種子町)の自社牛舎にて、地元・種子島のサトウキビなどミネラルを浴びた天然飼料でゆっくり育成した牛。ステーキや煮込みハンバーグなどの肉料理では、柔らかで旨みが凝縮された味わいを堪能できる。

「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」ランチ・スペシャルセット「梶屋牛ひつまぶし」(2300円)京都・祇園「八代目儀兵衛」の厳選米&ローストビーフ。湯葉あんをかけて和風に味変できる
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」ランチ・スペシャルセット「梶屋牛ひつまぶし」(2300円)京都・祇園「八代目儀兵衛」の厳選米&ローストビーフ。湯葉あんをかけて和風に味変できる

飲食店がやや少ないエリアだけに、重宝しそうなランチセット(1650円~)は6種から選べるメイン料理に、京野菜のサラダとデリ2種などが付き、多品目を楽しみたい人向け。

「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」ランチ・スペシャルセット「梶屋牛チーズバーガー」(2300円)京都の老舗ベーカリー「進々堂」のバンズに、万願寺とうがらしなどの京野菜と「梶屋牛」100%パテをサンド
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」ランチ・スペシャルセット「梶屋牛チーズバーガー」(2300円)京都の老舗ベーカリー「進々堂」のバンズに、万願寺とうがらしなどの京野菜と「梶屋牛」100%パテをサンド

京都の老舗ベーカリー「進々堂」のバンズを使った「梶屋牛チーズバーガー」(2000円~)は、万願寺とうがらしなどの京野菜とジューシーなビーフパテを豪快にサンド。さらに、「梶屋牛ひつまぶし」(2000円~)はまずは甘辛タレでローストビーフの味わいを、湯葉あんかけを麩やイクラに絡ませると、京料理風に味変するユニークな一品だ。

庭園にぴったりな「モヒート風ハーブカクテル」(1200円)。ドリンクは優雅なスパークリングワイン(ボトル2500円)、地酒「佐々木酒造 純米 泉一」(700円)なども
庭園にぴったりな「モヒート風ハーブカクテル」(1200円)。ドリンクは優雅なスパークリングワイン(ボトル2500円)、地酒「佐々木酒造 純米 泉一」(700円)なども

モーニング(900円~)はLA発祥「エッグスラット」とNY発祥「エッグベネディクト」といった卵料理、デンマーク発祥のオープンサンド「スモーブロー」が揃い、多彩なパンメニューが充実。ファミリーやグループでのちょっと食事会には、ディナーの「お肉&魚介盛り合わせ」など10品が揃う「本日のコース」(3300円)もスタンバイ。ビールや、シャンパン、オリジナルカクテルなどアルコールも各種も揃う。

庭園を見ながら優雅な気持ちでシャンパンと料理を楽しむ、ということも可能

■ 開業の背景は…「京都市と連携しながら、京都西エリアを盛り上げたい」

「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」子供が楽しめる絵本も揃う。奥には半個室風の席も
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」子供が楽しめる絵本も揃う。奥には半個室風の席も

時間帯ごとのメニューについて、担当者は「公園や店内は植物の緑であふれているので、カフェタイムのスイーツはエデェイブルフラワーで華やかに。また朝から夕方までテイクアウトできるボックスは、梶屋牛のメニューなどボリューム感があり、公園の芝生の広場などで自由に味わってもらえれば」と話す。

た、この店内からの奥行きのある風景は、天気や席によっていろんな見え方になるのが魅力。「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」の前に広がる美しい池泉回遊式庭園「朱雀の庭」(入園は有料)
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」の前に広がる美しい池泉回遊式庭園「朱雀の庭」(入園は有料)

さらに同店オープンについて、「周辺施設や店舗と連携しながら、京都駅西エリアを盛り上げていくのが、わたしたちのミッション。そのため割引特典なども用意しています。ご家族や友人らとゆっくり集える場として、『食』を通して地産地消や循環型畜産の活性化に貢献できればと思っています」と意気込む。

「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」スタッフのみなさん
「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」のスタッフのみなさん

「梅小路公園」緑の館内「ボタニカルレストラン ボタニカジヤ」の営業時間は、9時~22(LO21時)、土日祝は8時~、テイクアウトは~18時。店舗の詳細は、公式インスタグラム等で確認を。

取材・文・写真/塩屋薫

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