「鳥貴族」記念館が6月開業!撮影禁止、激レア展示の内容は?

8時間前

「鳥貴族記念館」の様子。これまでの歩みが書かれた年表や、オープン当時のメニュー表、チラシなど貴重資料がずらり

(写真7枚)

5月1日に創業40周年を迎えた、焼き鳥チェーン「鳥貴族」(本社:大阪市中央区)。その足跡を辿る「鳥貴族記念館」が6月上旬から期間限定でオープンする。5月1日に東大阪市に復活した1号店「鳥貴族 俊徳店」の2階に併設し、貴重な資料でこれまでの歴史を振り返る。

「鳥貴族」は、日本国内に654店舗を展開する(2025年1月末現在)、日本有数の焼き鳥チェーン店。海外にも9店舗を出店し、今や世界にも歩みを進めるが、その歴史は、同チェーン代表取締役社長CEO・大倉忠司氏が1985年に東大阪市に開店した、10坪27席のたった1店舗から始まった。

「鳥貴族1号店 俊徳店」(大阪府東大阪市)の外観。当時の外観をできるだけ再現、鳥貴族の文字は大倉社長がデザインしたもの
「鳥貴族1号店 俊徳店」(大阪府東大阪市)の外観。当時の外観をできるだけ再現、鳥貴族の文字は大倉社長がデザインしたもの

「鳥貴族記念館」では、「この街から、世界へ」をコンセプトに、創業時の様子がわかる資料や非売品グッズを展示する。創業当時のメニューや内装を再現した1号店「鳥貴族 俊徳店」、大倉親子の対談動画を撮影した「やきとり大吉 俊徳道店」とともに訪れて、創業の地・俊徳道で「鳥貴族」の聖地巡礼もできそうだ。

■ 創業時は赤字で苦労も…40年の歴史を辿る

ショーケースには、歴代メニューや社内報、レジに貼られていた商品一覧などが所狭しと並ぶ
ショーケースには、歴代メニューや社内報、レジに貼られていた商品一覧などが並ぶ

2階の記念館に入ると、所狭しと並んだ展示品が出迎える。壁一面に広がる年表では、道頓堀店や東京1号店の出店から、名物メニュー「貴族焼」「とり釜飯」の登場まで、ターニングポイントとなった出来事で40年の歴史を振り返る。

「鳥貴族記念館」の様子。これまでの歩みが書かれた年表や、オープン当時のメニュー表、チラシなど貴重資料がずらり
1号店「俊徳店」で創業時のメニューを再現する際にも使用した、1985年当時の実際のメニュー表

ショーケースには、創業時のメニュー表やチラシ、「焼き鳥の命」とも言えるタレの壺、手書きの現金出納帳、大倉氏がバイブルとして繰り返し読んだ書籍など、レアな品々がずらりと並ぶ。

なかには、創業1年目、赤字で不安を抱えた大倉氏が、モチベーションを保つために天井に貼っていた「外食産業日本一」と書かれた直筆の半紙もあり、創業当時の苦労が伺える。館内は一部を除いて撮影禁止のため、これらの展示品は訪れた人しか見ることができない。

■ 唯一のフォトスポット&幻のガチャガチャ

若き日の大倉社長はフォトスポットとなっており撮影可能
若き日の大倉忠司氏はフォトスポットとなっており撮影可能

そんななか、唯一撮影可能なのが、若き日の大倉氏のパネル。SUPER EIGHTの大倉忠義の父でもある同氏とツーショットが撮れるとあって、同グループのファンにとっても嬉しいフォトスポットとなっている。

幼少期の大倉忠司氏や、昔の近鉄「俊徳道駅」周辺の写真

ほかにも、大倉氏の幼少期の写真や、非売品のノベルティグッズ、海外店舗でスタッフが着用しているTシャツなど、鳥貴族ファン必見の展示がぎっしり。

「鳥貴族マスコットコレクション」は来場者1人1回プレゼントされるそう
看板のラバーキーホルダーや、貴族焼のミニチュアが当たる「鳥貴族マスコットコレクション」

出口近くには、鳥貴族をモチーフにしたカプセルトイも登場。こちらは、2024年5月に全国で発売されると同時にすぐに品切れとなり、SNSでも再販売を望む声が多く寄せられた人気のガチャガチャ。現在は、他の場所には設置されていないため、「鳥貴族記念館」でのみゲットすることができる。

「鳥貴族記念館」は、6月上旬オープン。1号店「鳥貴族 俊徳店」は、5月1日から10月31日まで期間限定で営業し、記念館は店舗2階に併設する。入館料や予約方法、オープン日などの詳細については、公式サイトにて近日公開予定。

「鳥貴族記念館」
住所:大阪府東大阪市永和1-26-22「鳥貴族 俊徳店」2F
アクセス:近鉄「俊徳道駅」、JR「俊徳道駅」から徒歩2分
オープン:6月予定 詳細は公式サイトにて近日公開予定

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

「鳥貴族記念館」

住所:大阪府東大阪市永和1-26-22「鳥貴族 俊徳店」2F
アクセス:近鉄「俊徳道駅」、JR「俊徳道駅」から徒歩2分
オープン:6月予定 詳細は公式サイトにて近日公開予定

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本