「ブギの女王」と呼ばれるスター歌手のヒロインが、戦後の日本をブギのリズムで明るく照らす姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第１２０回（３月２１日放送）では、スズ子が娘からの相談に自身の状況を重ねながら助言する。

ヒロイン・スズ子（趣里）は、落ち込んで帰ってきた娘の愛子（このか）の話を聞く。愛子は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競争することになり、勝てる見込みがないので学校を休みたいのだと言う。

スズ子は、水城アユミ（吉柳咲良）との新旧対決に挑むことになった自分の状況と重ねながら助言し、最終的にどうするかは愛子が自分で結論を出すようにと伝える。その翌日、スズ子は自分の心境を伝えるために、作曲家の羽鳥（草彅剛）のもとに向かい･･･。

本作は、『東京ブギウギ』など数々の名曲で一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌や踊りを心から愛するヒロインが昭和を代表するスターとなり、激動の時代を生き抜いていく物語。