「スウィングの女王」とよばれる人気歌手のヒロインが、やがて戦後の大スターとなるまでの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。 第７３回（１月１６日放送）では、スズ子がタナケンとの舞台稽古初日を迎えるなか、かつての付き人・小夜と再会する。

喜劇王・タナケン（生瀬勝久）の共演に気が乗らないヒロイン・スズ子（趣里）。しかし、愛助（水上恒司）はその話を聞いて興奮し、スズ子を応援するといって共演を喜ぶ。

そんなある日、歌劇団の後輩・秋山（伊原六花）が大阪からやって来る。秋山から大阪の人たちの近況を聞いていると、ちょうどその時、突然付き人をやめて姿を消した小夜（富田望生）がアメリカ兵（ジャック・ケネディ）と一緒に歩いている姿を見かける。思わず追いかけるスズ子だったが･･･。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。