「スウィングの女王」と呼ばれる歌手のヒロインが、やがて昭和の大スターとなるまでの波瀾万丈な生涯を描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第５７回（１２月１９日放送）では、愛助がスズ子との関係にある決心を固める。

ヒロイン・スズ子（趣里）と、「村上興業」の御曹司・愛助（水上恒司）の仲はすぐにうわさで広まり、作曲家の羽鳥（草彅剛）と麻里（市川実和子）夫妻にも追求される。しかし、スズ子は返事を待つ身で、相手のことはどうしようもない状況なのだと相談する。

一方の愛助は、「村上興業」の社長である母・トミ（小雪）から手紙をもらったことがきっかけで、スズ子との関係のことである決心をする。そうしたある日、スズ子たちの楽団事務所に愛助が訪ねてきて･･･。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく波瀾万丈な物語。